ガンダルフ役イアン・マッケラン、『ホビット』完結にも「まだお別れを言うには早い」(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141201-00000037-flix-movi


2001年公開の『ロード・オブ・ザ・リング』から全6作で“中つ国”の魔法使いガンダルフを演じてきたイアン・マッケランが、完結編『ホビット 決戦のゆくえ』の公開を控えた現在の心境を語った。

映画『ホビット 決戦のゆくえ』場面写真

 長年演じてきたガンダルフとの別れに「さまざまな感情が入り交じっている」と言うイアン。『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の終了後、同シリーズの60年前を舞台にした『ホビット』3部作が製作されたということもあり、「全てが終わってしまう悲しさはあるが、過去の経験からすると、必ずしも終わらないかもしれないが」とちゃめっ気たっぷりの笑顔を見せる。

 イアンはもう二度と“中つ国”の物語が製作されないとしても「それでもまだ終わったわけではないはずだ」と言い切る。「人々がどこかでたまたまわたしと会うと、本シリーズについていかに楽しんだかについて伝えてくれようとする。そういうのは、今、終わってしまうものではないと思うから、まだお別れを言うには早いのだろう。ずっと続いていく道のりなのではないかな」と愛着のあるシリーズへの思いを口にしていた。

 また、『ホビット』シリーズのキャストとは同じ舞台や役柄を演じたことがあるなど共通点が多いといい、「互いのプロフェッショナルなキャリアに関心がある。長期間ずっと一緒にいたのに、ここまで仲が良いというのもすごいことだと思うね」と振り返ったイアン。なお、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのイライジャ・ウッドらホビット役俳優4人は「毎年同窓会をやろう」と言っていたものの、まだそれは実現していないことも明かしていた。

 『ホビット 決戦のゆくえ』は『ホビット』3部作の完結編。原作「ホビットの冒険」では描かれなかったガンダルフの旅路も取り上げている。(編集部・市川遥)

映画『ホビット 決戦のゆくえ』は12月13日より全国公開