佐藤健が“坊主頭”で役作り! 妻役に黒木華ほか豪華共演16名…ドラマ「天皇の料理番」(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141205-00000000-cine-movi



NHK大河ドラマ「龍馬伝」や『るろうに剣心』シリーズで日本中を沸かせた、“侍男子”佐藤健。そんな彼が刀を包丁に持ち替え、2015年4月から放送されるTBSテレビ60周年特別企画ドラマ「天皇の料理番」で主演を務めることが発表された。

<写真/役作りで“坊主頭”となった、佐藤健(大サイズ)>

本作は、大正・昭和時代の宮内省大膳頭を務めた秋山徳蔵氏の人生を描いた、直木賞作家・杉森久英の同名ノンフィクション小説を原作として描く人間ドラマ。

主人公は、何をやっても長続きしなかった片田舎の青年・秋山篤蔵。ひょんなことから食べたカツレツがきっかけで、西洋料理のシェフになるという途方もない夢を持ち上京。その後、当時の日本人としては珍しかったフランス・パリへと修行に赴き、差別・偏見と闘いながらも世界最高峰のオテル・リッツのシェフとなり、ついには26歳という若さにして宮内省大膳頭・皇室の台所を預かる“天皇の料理番”を勤め上げるまでに成長していく――。

初めてのシェフ役に挑むことになる主演の佐藤さんは、すでに8月から実際の料理学校で料理修行を行い、料理人としての所作を勉強中。皿洗いや野菜切りなどの修行期間を経て、料理人として成長していく過程に合わせ、実際の調理シーンも本人が演じていくとのこと。さらに役作りのために『るろうに剣心』で見せた長髪をバッサリと切り、坊主頭に挑戦している。

そんな気合い十分の佐藤さんをとりまく共演者たちも今回発表された。篤蔵と16歳で結婚し、彼の夢を誰よりも強く支える妻・俊子を演じるのは、黒木華。また、篤蔵が“料理人としての父”と慕う華族会館の料理長・宇佐美鎌市には、小林薫。その華族会館の下っ端コックとして共に苦労し、篤蔵が慕い頼る生涯の友・松井新太郎には桐谷健太。さらに、ひょんなことから篤蔵にカツレツを振る舞い、料理人へと導く軍隊のコック・田辺祐吉軍曹には伊藤英明。そのほかにも柄本佑、鈴木亮平、杉本哲太、武田鉄矢、芦名星、佐藤蛾次郎、高岡早紀、美保純、日野陽仁、大島さと子、加藤雅也、麻生祐未、と16名もの豪華な俳優たちが参加することとなる。

撮影は12月中旬より開始。現存する明治から大正期の街並みの写真を基に当時の建物を甦らせ、セットでは再現できない街並みなどは国内各地の古き面影を残す地でロケを行う。さらに、主人公・篤蔵が修行のために訪れるフランス・パリでの撮影も敢行する予定だ。

日曜劇場「天皇の料理番」は2015年4月よりTBSにて放送開始。