ビルボとトーリンはとても親密に!『ホビット』リチャード・アーミティッジが明かす(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141205-00000029-flix-movi
映画『ホビット』シリーズでドワーフの長トーリンを演じてきたリチャード・アーミティッジが、完結編『ホビット 決戦のゆくえ』でのトーリンとホビット族の主人公ビルボ(マーティン・フリーマン)の関係について語った。本作では、トーリンが取り戻した財宝に執着してエルフ&人間と対立を深める中、ビルボが仲間を守るために究極の決断をするさまが描かれる。
キャスト集結!『ホビット 決戦のゆくえ』ワールドプレミア写真ギャラリー
これまで共に旅をして絆を深めてきたトーリンとビルボだが、本作では二人の絡みも今まで以上に多くなる。「二人の関係がいかに親密なものになるのかというのは、脚本を読んだときにはお互い気付かなかったことだった」と振り返ったリチャードは、「僕たちが築き上げようとしていたのは、“ビルボのトーリンに対する裏切り”だった」と明かす。
「(原作者のJ・R・R・)トールキンのはトーリンにビルボを城壁から放り出させようとした。その瞬間に向けてずっと築き上げてきた関係だったんだ。メロドラマチックになるわけではないけど、彼が本当にホビットを放り投げるだろうというのがリアルに感じられなければならなかった」と続け、「マーティンは喜劇俳優で人に好かれる性格だから、そんな彼がビルボを演じ、僕のキャラクターを追い込むというのは興味深いものがあった」と語った。
シリーズを通してのお気に入りのシーンも、「トーリンとビルボが意外にもとても親密」だとわかるシーンだという。「トーリンがビルボ以外の全ての人に裏切られたと思っているというシーンなんだ。ビルボのポケットの中にはアーケン石(トーリンが何よりも欲している先祖の宝)があるんだが、これはスクリーンで観るのが楽しみなシーンだね。というのも、とても危険でありながら、静寂でダークな中、二つの顔が浮かび、お互いを見つめているというものなんだ。圧倒されるシーンになるはずだよ」とファンの期待をあおった。(編集部・市川遥)
映画『ホビット 決戦のゆくえ』は12月13日より全国公開