オーランド・ブルーム、もっと汚れ役をやりたいと役者魂を吐露 | 海外ドラマ&セレブニュース TVグルーヴ http://www.tvgroove.com/news/article/ctg/1/nid/20251.html @TVGrooveさんから


英俳優のオーランド・ブルームは、「クリーンで厳格」ではなく、「下品で汚い」役者として知られたいと思っている。

オーランドは「ロード・オブ・ザ・リング」三部作やその外伝にあたる「ホビット」シリーズで演じた長髪のエルフ、レゴラス役で有名だが、「ホビット 決戦のゆくえ」の公開をもってレゴラスとしての冒険も終わりを迎える。長きに渡って演じたキャラクターに別れを告げるのは残念な一方、オーランドは将来待ち受けていることにテンションが上がっているという。

「振り返ってみると、すばらしいチャンスを与えられたと思うよ。もちろんレゴラスは衣装を着るだけでも良いキャラクターだし、彼を演じて最高の時間をすごすことができた。でも人生の次の章を楽しみにしているし、違ったことをしてみたいんだ。薄汚いキャラや、もっと汚れ役をね」とオーランドは英BBC Radio 1の「Breakfast Show」でニック・グリムショーに語った。

「下品で汚い、ちょっと攻撃的な役になって、まったく違った自分を見せたいんだ。みんな僕のことをクリーンで厳格な性格だと思っているだろう? 自分を見つめて『何かがどこかに詰まっているぞ』と思うことがある。レゴラスとしてね。それはエルフだけなのかと自分に問いかけるんだ。僕はもっと自分をさらけ出したい」

オーランドが楽しみにしていることの1つは、元妻ミランダ・カーとの間に生まれた息子フリン君が順番通りにシリーズを観て、父親が「少しふくれっ面をしながら髪をなびかせ、相手をやっつける」姿を見せてやることだ。

オーランドは「ホビット」で共演した仲間たちとランチホールで交流したり、ビリー・コノリーがドワーフのダインの衣装のままでジョークを飛ばすのを聞いたりすることがなくなって寂しいと感じている。

オーランドを世界的なスターに押し上げた作品は、他にも「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズがあり、同作ではトップスターとの共演も経験できた。_しかし撮影中、ウィル・ターナーとしての自信をすぐに持つことはできなかったようだ。

「ジェフリー・ラッシュやジョニー・デップとセットで会ったときのことは忘れられないよ。僕の中では、彼らはひたいにタトゥーで自由と彫っているような存在なんだ」とオーランドが振り返った。

「あの2人にできないことはない。僕はといえば、気を引き締めてセットに入り、恋人をゲットして優等生ぶりを見せるというわけだ」