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最近貰って一番嬉しかったお土産がこちらでした。

羽根ペン(鵞ペン)と、ロイヤルシェイクスピアカンパニーのロゴが入った軽量ショルダーバッグ。


イングランドはストラトフォード・アポン・エイボンにあるシェイクスピアの生家ゆかりのお土産ですね♪



シェイクスピアの時代とは違い、さすがにペン先は金属のものになってます。ってことは、インクに浸せばこれ、実際に文字が書けるんですね~。鉛筆とかボールペンの太さになじんだ手にはこの細さと軸の頼りなさは使いづらいんですけれども。


ペン先まで全部羽根だった時代に、シェイクスピアはよくぞあれだけの戯曲や詩を書けたものだと思うと、感動も深まりました。

さて、このお土産は確かに外国(イングランド)のものではあるのですが、厳密に言うと「海外」で貰ったわけではないんです。


日本にある英国大使館の催しでのお土産だったもんで♪

半蔵門にある英国大使館。入るためにはパスポート等の身分証提示が求められます。だってこの中、英国領だもん。

女王陛下であらせられますエリザベス二世の御尊顔を拝し奉ります。


この日のイベントは「ハート・オブ・イングランド」と呼ばれるイギリス中央部、中でも屈指の産業都市であるバーミンガム(Birmingham)を新たな観光拠点として世界に、そして日本に知らしめようとするものでした。


バーミンガムって、古い小説や時代物の作品を読んでいるとよ~く出てくる地名なんですよね。


この地方北部は、18世紀から19世紀にかけての産業革命時代に都市化が進み、この時に形成された都市がほとんどです。バーミンガム(Birmingham)周辺の「ブラック・カントリー」‘Black Country’と呼ばれる工業地帯は鉄鋼と石炭産業の中心地として、またシェフィールド(Sheffield)は鉄鋼、さらにスタフォードシャー州(Staffordshire)はウェッジウッドやロイヤル・ドルトンで有名な陶磁器産業で栄えました。このエリア全体が魅力あふれる歴史に彩られ、バーミンガム(Birmingham)の近くにある世界文化遺産「アイアンブリッジ峡谷」(Ironbridge Gorge)の博物館には、歴史ある貴重な品々が展示されています


ただ、今までだと、「バーミンガム」だけではなかなか観光の目玉とはならなかったんですよね。ロンドンからコッツウォルズにかけてツアーする際の経由地的な扱いがほとんどで。実際私もこの春ケガで行けなくなった英国旅行はロンドンに始まりロンドンで終わる計画でした。途中、ストラトフォード・アポン・エイボンにも立ち寄る予定だったので、それでシェイクスピア生家の羽根ペンお土産が余計に嬉しいのですよ。これ、自分がそこに行ってたら、絶対買ってたはずだから。


それはさておき、何故英国のツアーがロンドン発が基本かというと、そこに国際空港があるからというのがとっても大きな理由だったりします。そりゃそうよね。私たちが英国に行くっていうのは海外旅行になるわけだから、国際空港がないことには二進も三進も行きませんもの。


ところがどっこい、実はあったんです、バーミンガムにも国際空港が! はい、今まで知らなくてすいません。無知な私をお許し下さい。


バーミンガム、なにしろ英国第二の都市なので、国際空港ぐらいあるわけです。でね、ここからのアクセスが近年非常によくなったので、ロンドン滞在にこだわらず英国全体を見て回りたいという方には大変便利なんだそうですね。


バーミンガムという都市自体にも見所はたくさんあるし、ショッピング天国だし、コッツウォルズもストラトフォード・アポン・エイボンもロンドン発より近いし、さらにスコットランドに足をのばすのにも便利! これ、いいですねえ、スコットランド、ホント行ってみたいと思ってたんですよ♪



さて、イベントでバーミンガムの素晴らしさを聞く内、本気で旅行計画を練りたくなった私ですが、その場で耳寄りな情報が飛び込んで参りました。


なんと、日本に就航した「ターキッシュ エアラインズ」を利用すると、成田や関空からイスタンブールの直行便で英国4都市(ロンドン・ヒースロー、ロンドン・ガトウィック、バーミンガム、マンチェスター)へのアクセスがとっても便利なんだそうです。


この「ターキッシュ エアラインズ」、何がいいって、食事が美味しいんです! 

これはその場で味見させて頂きましたが、「あら、イギリス料理って実は美味しかったのね」と認識を新たにしましたよ。

イギリス料理が不味いってのは、「ターキッシュ エアラインズ」の機内食に限ってはありえないです。特にカレーが絶品なんだそうですが、私が食べたところシェパーズパイもフィッシュ&チップスも負けないぐらいの絶品でした。


丸ごとシェパーズパイ。これ実はお代わり分なのです。

上はほくほくマッシュポテト、中は炒めた挽肉(本場は羊)。


で、瞬く間にこうなる、と。


こちらはフィッシュ&チップス。売れ行き早っ!

フィッシュフライは衣がカリっとしてサクサク美味なのです。


フィッシュ&チップスといえば、私が初めてロンドンに行った時はひどい円安で、フィッシュ&チップス一皿が日本円で2500円ぐらいしたので食べるのやめたことがあったんですよね。たかが魚のフライとじゃがいもにそんなに出せるかい! って感じで。いつか、もうちょっとリーズナブルな価格になったら食べようと思って。でもなかなか英国で食べる機会がその後めぐって来なくて、やっぱりあの時食べておけばよかったかなあ……なんて後悔してたんです。


が!


英国大使館でめでたく私、フィッシュ&チップスを頂いたわけですよ。これって紛れもなくイギリス国内で英国名物を食べてるわけで。いや~、海外に行かずとも英国でフィッシュ&チップスを食べることができて、私もう思い残すこと、ないですわ♪ これもお土産にできたらいうことなかったんだけどな~。とはいえ料理が美味しかったもんで、お皿は最後は大体どれも空っぽになってたので、皆さん胃の腑に収めて帰られたんですね。


お土産もステキで、次に英国(UK)に行く時はバーミンガム空港を利用するのもアリだなあと真剣に思う今日この頃なのでした。



#英国アンバサダープログラム