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行ってみたいと思っていたら、運良く行けちゃったのが

羽田クロノゲート


クロネコヤマト アンバサダープログラムのイベントに参加してのものだったんですが、現地につくなりその建物の巨大さと敷地の広大さに圧倒されっぱなし。しかもこれが超近代的なんですよ。マイケル・ベイがここを見たら、絶対次の「トランスフォーマー」の映画で壊しに来るわ。あ、つまりロケによる撮影を敢行するであろうということですが……ん、同じ「かんこう」でも字が違った? ま、とにかく、なんか普段自分が暮らしている世界とスケール感が違うんでまずビックリしちゃうんですよね。角を曲がったらいきなり未来世界がそこにある……みたいな感覚。目線というか、首の角度がもう違ってしまいます。視野のとらえ方も変わるのか、初めての時は脳が腰を抜かす感じなんだよね。


私が行ったのはもう暮れ時だったので自分では写真が撮れなかったので、こちらの画像はイベントで紹介された物なんですが、手前にある並木のサイズとの対比で奥にある羽田クロノゲートの巨大さがうかがい知れるのではないでしょうか。

いや~もう、本当にトランスフォーマーとか「パシフィック・リム」のイェーガーとか巨大ロボットの背景に似合いそう♪ 


さて、そんな日本離れした羽田クロノゲートなんですが、今回観光したのは外側ではなく内側でした。言葉を変えれば見学になりますが、気分的には小学校の現地学習みたいな感覚でした。美人な専用ガイドさんに引率されてコースを歩き、ポイントごとに止まって説明を受けたり映像を見たりで、大変楽しかったのでございます。


内部は撮影不可だったので、こちらもイベント中の画像から。

もう、全自動でどんどん荷物が仕分けされて行き先別に分別されていくんですよ~。それがね、「機械」のイメージに伴う一種の乱暴さとか無骨さは全然なくて、本当にスムーズでソフトな動きなんです。擬音で言うなら「どすん!」「ばさっ!」じゃなくて「ストン」とか「スーッ」って感じ。荷物をいためることのないよう、細心の注意が払われているのがよくわかるのです。ここまで全自動が自然だと、もはや「機械」じゃなくて「魔法」ですわ。どっちかというと「ハリー・ポッター」でもハリー達の魔法じゃなくて屋敷しもべ妖精達が大挙して働いてるってイメージですが。私たちが見ることができたのは「見学者コリドー」や


でも実際はこの機械達の動きは集中管理室で制御されていて、モニターで確認できるようになっているのです。私たちが見学した時は何十ものモニターが並ぶ広い管理室の中に、座って仕事をしていたのはたった二人! もはや魔法の上をいくシステムかも……。


私たちが見ることができたのは見学コースなのですが、これは予約すれば一般の方でも体験できるそうです。ヤマトの様々な仕事の片鱗に触れることもできるのでお勧めですよ♪ 

見学コースはこちら


ちゃんと黒猫もいるし♪(やっぱり魔法で動いてるのか?!)

これは撮影OKだったクロネコヤマトのシンボルである黒猫ちゃん。でかいツラして壁一面に収まっているのです(顔しかないんだけどね)。これ、モフモフしててヒゲもひっぱれるのですよ。小学生レベルに戻って遊んで参りました。

そう、クロネコヤマトといえばもちろん宅急便ですよね。

こちらはウォークスルー第一号車。

手前には開発秘話を載せたパネルがありました。


「宅急便」という概念を生み出しただけではなく、そのシステムに必用な専用車をも生み出していく……これがヤマト運輸の特徴であり、強みなんだとしみじみ思いましたね!


そして今ヤマトはその原点である「輸送」に「付加価値」をつけるべく頑張っているのです(これも見学中に教えて頂きました)。日本の物流を支えるだけでなく、さらに未来に向かって一歩も二歩も先んじている……クロネコの底力を感じました。


もっともね、この日私たちが見学したこのクロノゲート、見ても聞いてもものすごい量の荷物を扱っているんですが、それでもヤマト全体が扱っている内のほんの一部にすぎないんだそうです。こんなに巨大な施設なのに……!!


それで私質問したんですよ、「もしもここがテロリストの襲撃を受けたら日本の物流が止まるとか?」と。答えは言下に「否(いな)」でした。どなた様も当たり前の様に即座に首を横に振ってましたわ。日本の物流の総量ってどんだけなんじゃい……と気が遠くなった一瞬でしたよ。それと同時に私が心の中で企画していたジャッキー・チェンがここ羽田クロノゲートに侵入して日本の物流を止めて政府転覆を企むテロリスト達をたった一人で数多のベルトコンベアをくぐり抜けながら倒していくというカンフーアクションは立ち消えになったのでした。ちょっと残念! 


いずれ映画に出て有名な観光コースになる前に、今の内にゆっくり観光(見学)できて良かったと思っておこう、羽田クロノゲート。