『ミッション:インポッシブル』サイモン・ペッグが語る、トム・クルーズとの友情秘話(クランクイン!) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151111-00039751-crankinn-movi #Yahooニュース
『ショーン・オブ・ザ・デッド』(日本未公開)をはじめ、イギリスのカルト的コメディで知られてきたサイモン・ペッグが、『M:i:III』に出演すると発表された時、その意外なキャスティングに、映画ファンは湧いた。それから9年、同シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』でサイモンは、これまで以上に大胆なアクションに挑戦。撮影秘話やトムとの友情を明かしてくれた。
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「『M:i:III』で、僕が演じるベンジーは、イーサン・ハント(トム・クルーズ)にあこがれるITエンジニアだった。次の『ゴースト・プロトコル』でエージェントに昇格し、今作では、エージェントとしていくらか経験を積んできた姿が描かれる。そんな変革を演じられるのは、楽しいよ」と率直な気持ちを話す。
また、カサブランカの街を、イーサンの運転する車が猛スピードで走り回るシーンの撮影は、興奮と緊張に満ちた体験となった。
「トムの運転の腕はプロ級。スタントドライバーが出る幕がないくらい」と絶賛すると、「あのシーンの運転は、全部彼が自分でやっているんだよ。階段を落ちていくシーンでは、すごく揺れたので、むち打ちを感じて、その後、すぐ医者に行くことになった。翌朝、起きて首が痛いなんていうことにならないようにね」と撮影秘話を明かしてくれた。
続けて、「今作では、かっこいいファイトシーンもやらせてもらえたよ。もっとも、僕はトムみたいにたっぷりとはやっていないけれど。トムが飛び立つ飛行機の外につかまっているシーンをやるのを見ながら、『あれをやるのが自分でなくてよかった』と思っていた(笑)」。
これまで3作の撮影を通じて、トムとの友情は深まっていったようで、「僕らは、よく笑う。あのカーチェイスのシーンを撮影した5日間も、ずいぶん一緒に笑ったものだよ。僕らはどちらも楽しい気持ちで仕事にアプローチしようとする。世間は、トムに対してミステリアスなセレブリティというイメージを持っているが、知れば知るほど、彼はケンタッキー出身の普通の男なんだとわかっていく。人並みはずれたやる気と根性を持ってはいるけれど、奥底の部分で、彼は、ごく普通の人なんだよ」。(文:猿渡由紀)
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は、「クランクイン!ビデオ」でデジタル配信中。DVD・ブルーレイは12月9日よりレンタル開始。