Insight + Empathy +犬で Inupathy (イヌパシー)となるそうですが、そう名付けた開発者の山口氏御自身が「こじつけ感がハンパないですね」と呟いて会場の笑いを誘っていたぐらいなので、きっと元は誰もが考えた様に「犬」と「テレパシー」を組み合わせて作った言葉だったのでしょう。
山口氏と愛犬(兼被験犬)のアカネちゃん。
「犬」と「テレパシー」とくれば、犬の考えてることや気持ちが言葉を介さずとも自分に伝わってくればいいな……という愛犬家の切なる思いの発露という気がしますよね。だって人間側が犬に自分の言うことをきかせたいだけなら、訓練によって命令に従うよう躾ければいいだけですから。
自分の愛犬が何を思っているのか知りたい……そう思う飼い主が世間にはたくさんいるからこそ、この「犬パシー」が開発されたのだと思うのです。
この「見ればわかる」というのは、犬バシーの装置の発光している色が変わるんですね。
例えば普段はブルーなのが……
犬の顔からは私は全く興奮の度合いの違いがはかれないんですが……これは飼い主さんでも判別つかないんですよね?
このアカネちゃんは淡泊な性格なので、喜んでも一瞬で、すぐに元の色に戻ってしまうんだそうです。会場でもおやつを貰うとその時だけパーッと犬パシーが輝いて、あ、確かにアカネちゃんおやつ嬉しいんだと分かりました……一瞬だけね。
上の画像はまだ製品化される前の実験段階のもので、その日アカネちゃんが装着していたのはこういう形です。
犬の生体データを得つつ、動きを妨げないよう細心の注意をもってデザインされた現製品の犬パシー。
将来的には様々な大きさの犬に合うようサイズ展開させていきたいそうです。
犬パシーのスゴイ所って、犬の血流音の中から心拍音をより抜いて、それで心拍数を計数できるようにした技術。さらっとおっしゃってましたが、テレビドラマのCSIレベルの技術だとあたしゃ思いました。つまり、とんでもなく高いのよ。
そうやって犬の心拍数から興奮の度合いを指標として感情を割り出し、それをLEDライトに反映させて飼い主に知らせるだけが犬パシーの全てではありません。
ということで、詳しく知りたい方は11月にオープンしたばかりのWEBサイトをチェック!
http://inupathy.com/jp/
犬の気持ちによりそえます。
レビューズのオープンプレスカンファレンスに参加しました。
これは、その場でも見せて頂きましたが、動画でもチェックいたしました。