レビューブログのモニターで体験イベントに参加しました。
ウェブルートはアメリカのコロラド州に本社を置くサイバーセキュリティの提供会社。
サイバーセキュリティって、まあ要するにコンピューターやその端末、スマホなども含めたあらゆるデバイスを外部の脅威から守るのがウェブルートの仕事なんですね。
コンピュータを襲う脅威というのはウイルスですね、端的に言うと。
というわけで、午前中のレクチャーはそのコンピューターウイルスの歴史をざっとひもとくことから始まったのでした。
そもそもコンピューターにこっそりしのびこんで悪さをするソフトウェアを何故ウイルスと呼ぶようになったかという経緯や、初期の有名なウイルスの名前や迷惑行為を教えて頂きました。
上で「迷惑行為」と書きましたが、初期のウイルスというのは己の不遇にウンザリしたプログラマーが自分の「真の力」を世界に誇示するための示威的行為として作られたモノが多かったんだそうです。だから制作者の名前が世間的に知られているんですね。
名前を得たコンピューターウイルス、最初は「いたずら」程度だったものが「いやがらせ」になり、さらにはPCファイルを破壊する「攻撃」へと変化するのにそう時間はかかりませんでした。これは最終的には社会へのサイバーテロ(映画「ダイ・ハード4.0」を見るとどんなものか分かります)へと発展するものですが、そうなる前に防ぐのがセイバーセキュリティの役割ってわけです。
では現在只今どのようなウイルスがサイバー界を席捲してるかというと、実はもう「ウイルス」とは呼ばないんだそうで。今はいろんな悪さをするソフトをひっくるめて「マルウェア」と言うんだそうですね。
マルウェア (malware) は、「悪意のある」という意味の英語「malicious(マリシャス)」と「software」を組み合わせて創られた言葉だそうですが、日本語にしちゃうと頭に「マル=○」がついてるのであんまり悪いモノのような気がしなかったりするんですが、実は悪質なヤツなんです。いっそ日本語では「ワルウェア」にしたら分かりやすいと思うんですが……。
それはさておき、このマルウェア、闇ルートで制作キットが簡単に手に入るので、知識のならある人なら簡単に作れちゃうんですって。
その主な目的は金銭窃取。要するにウイルスを他人のPCに仕込んでそこから金をむしり取ろうという算段です。
たとえばこのランサムウェア(Ransomware)
英語で身代金を意味する "Ransom" という語が頭にくっついているように、身代金を要求するマルウェアなんです。
普通「身代金」というと人質をカタに要求されるものですが、この場合カタにとられるのは侵入されてしまったPCのファイル。
ランサムウェアに侵入されると、PC内の文書や画像のファイルが勝手に暗号化され、自分のファイルなのに自分で開けないという恐ろしい事態に陥ってしまうのです。
そしてその状態を元に戻す(復号化)するためにと金銭の要求が始まるんですね。
ですがおとなしく要求された金額を要求された通りに払ったとしても、ファイルが元に戻るかどうかなんて分からない!
身代金を払ったらそれっきりということもあるし、或いはさらに他の要求をつきつけられることだってある!!
この辺でレクチャー受けてたワタシ達の間に寒気が走ったのは、決してテント内の会場が寒かったからではなく、ランサムウェアの恐ろしさに身震いしたからです。
も~、そんなのに感染して全てのファイルが台無しになったらどうしよう~~~?!
まあ、一番いいのは常にバックアップを最新の状態でとっておくことなんですけど、スマホなんかだとなかなかそうもいかないわけで。
常に気をつけて怪しいメールを開いたりしないように気をつけていればいいのかもしれませんが、最近のマルウェアは偽装が巧妙になっていて、一見ごく普通のメールのように見えるんだそうです。
フォントが怪しかったり……
ファイルに妙な拡張子がくっついていたらご用心!
でも、そういわれても、何だかよくわからないし、それにいちいちチェックするのも面倒ですよね。
そんな時は伝家の宝刀、セキュリティソフトを入れちゃいましょう!
Webroot SecureAnywhere インターネットセキュリティ プラス
これさえいれておけば、悪質なランサムウェアに大事なファイルを人質ならぬファイ質にとられる心配もなく、夜も安心して眠れるというものですよ♪
それで私、早速Webroot SecureAnywhere インターネットセキュリティ プラスを購入してみたんですよ!
それについてはまた改めて記事にしますね♪