スカパー!映画部の企画で招待されたクリント・イーストウッド監督の「許されざる者」上映会(ブログはこちら )。鑑賞後の興奮もさめやらぬ内に私達は引き続き「スカパー!映画部 部員ミーティング」に参加することになったのです。
「スカパー!映画部」ロゴやスカッピーのイラスト入りマカロン!
わけても目をひくのは「スカパー!」アイシングクッキー!!
当たり前ですが、このアイシングクッキーの文字は一つ一つが手作業なので、「スカパー!」のロゴが全部微妙に違うんですよね♪ わざわざこの日のために手間暇かけたお菓子を用意して頂いたことで、感動で胸が熱くなりました。こういうおもてなしは心にじーんと来るものです。
とはいえ「スカパー!映画部 部員ミーティング」はお菓子を賞味するのが仕事ではございません。ここで私達に課されているのは勿論クリント・イーストウッドについて熱く語ること! まっ、簡単ですよね♪
この日のミーティングは予め席が決められていました。
私の席につくと、どうやらそこはイーストウッド作品の中でも「ダーティ・ハリー」を一位に推す人達のグループのようでした。
他の二つのグループはイーストウッドが監督も努めるようになった円熟期以降の作品のファンだったのに比べると、まだまだ若かりし頃の出演作である「ダーティ・ハリー」を選んだ私達って、ちょっと毛色が違うみたいで……要するに、アクション上等、感動二の次って感じですね。ちなみ他のグループと違って、女性は私一人だけ。
ミーティングではグループ別に「史上最大のイーストウッド特集 」のキャッチコピーを考えで発表することになっていたのですが、当然私達のグループでは「クリント・イーストウッドといったらハリー・キャラハン、『ダーティ・ハリー』でしょ!」ということに。吹き替えはもちろん山田康夫さんで♪
ところが他のチームの話を聞いていると、イーストウッド=ダーティ・ハリーという図式が頭にある人って、実は少数派らしいんですよ。特に若い人は「ダーティ・ハリー」自体知らない。クリント・イーストウッドというとアカデミー賞常連の感動作を監督し、出演もする人……みたいな感じなんだそうで。
そりゃあさ、私だって彼の監督作は好きですよ。「グラン・トリノ」なんか泣く程感動しましたよ。でもさ、イーストウッドってその前はばんばんアクションやってたのよ? マカロニ・ウェスタンやハリーのようなガンアクションのみならず、ストリートファイトもやるし戦争物もこなすし、かと思えばSFといえる「「ファイヤー・フォックス」では戦闘機のパイロット。どんな役でも常に手に汗握らせて貰ってたものです。もっともそういうアクション時代のイーストウッドはちょっと映画界では軽視されてる感がなきにしもあらずだったりするんですが。
それがアカデミー賞とると、いきなり重鎮扱いで昔のアクションはなかったこと扱いになるんかね~……等と他のチームの感動作品推しを聞きつつ時の流れを感じていたわけなのでございます。
しかし私達は間違っていなかった!
今回、発表されたキャッチコピーの中から最優秀作品が選ばれることになっていたのですが、なんと意外にも私達のチームが選ばれてしまったのです。
その理由を聞くと、選んで下さったイマジカBSの担当氏にとっても「イーストウッドといえばダーティ・ハリー」だったからなのだそうで……。そうだよ、あの頃のイーストウッドを知らない若手にもぐいぐい「ダーティ・ハリー」で推してきゃいいんだよという、一種の開き直り、いやいや大変気概に満ちた選定理由でござました。
マカロニ・ウェスタンという言葉を世に送り出した「荒野の用心棒」も最高におもしろいんですけどね、でも刑事ものの映画でシリーズ作品を5本も作り出した「ダーティ・ハリー」こそクリント・イーストウッドの代表作だと思うんです。私なんか、ハリーの性格をそのままイーストウッドにあてはめてた時あったわ。
そんなイーストウッドのあれやこれや、ほとんど全てを網羅した
「史上最大のイーストウッド特集
」
詳細:http://www.imagica-bs.com/20thClintEastwood/
視聴できる方はお見逃しなく!
今からイマジカBSに加入してもまだまだ1年近くクリント・イーストウッドのいろんな顔を楽しめますよ♪