TOO YOUNG TO DIE! イベント試写会、Ameba Meister運営局より当選の連絡を受け、その後試写状も届きました。
ところがイベント当日、試写状を持っていくのをうっかり忘れてまったために、会場に入れて貰えませんでした。
映画を鑑賞してその記事を書くのが条件だったため、一応試写会の受付の方に試写状は忘れたけれどもこれがAmeba Meisterの招待であったことを伝えると、そのIDリストに自分の名前が載っていることを確認して頂いたのですが、その上で試写状がなければ入れることはできないと断られました。記事を書かねばならないからと食い下がったのですが、「それはこちらには関係ありません」とのこと。飽くまで試写状を忘れた自分が悪いということで嘲笑と共に突っぱねられました。
何を言おうと私の入場を頑なに拒否する彼女はそれはもう楽しそうで、勝ち誇ったかのような笑顔が浮かんでいました。以前からこういう、自分の権限を思う存分ふるって相手を徹底的に侮辱するチャンスを狙っていたのかとさえ思いましたが、きっと考えすぎですね。彼女は職務に大変忠実な方なのでしょう。試写会に試写状を忘れてくるような馬鹿は、きっとこの作品を見るに値しない人間なのです。
というわけで映画を鑑賞することはできませんでしたが、作品の題材である地獄に落とされたような気分はたっぷり味わうことができました。試写会のスタッフは案外リアリズムを追求するために地獄から連れてきた鬼達の変身した姿だったのかも。「TOO YOUNG TO DIE!」の地獄描写がいかにすぐれているかは手に取る様に分かりましたから。
また、馬鹿は見るに値しないらしいということで、この作品がどれだけ高邁なのかもうかがいしれます。不寛容の時代を地獄に例えて描出する、すぐれた社会風刺作品に違いありません。
さらに「TOO YOUNG TO DIE!」は誰でも一目見ただけで分かる程の大傑作らしく、個人のブログやSNSなどの評判など歯牙にもかけていない様子です。近年まれな強気の姿勢、よほど本作に自信があるのでしょう。楽しみですね。