【特別映像】トム・ヒドルストン、歌唱シーンへの挑戦を語る!『アイ・ソー・ザ・ライト』(cinemacafe.net) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161001-00000003-cine-movi #Yahooニュース

 

プレスリーやボブ・ディランから、ベック、ノラ・ジョーンズなどまで、多くのアーティストに影響を与えた米カントリーミュージックの重要人物にして、「ルーツ・オブ・ロック」と呼ばれるハンク・ウィリアムスの半生を描いた映画『アイ・ソー・ザ・ライト』。本作で伝説のシンガーになりきった主演トム・ヒドルストンのメイキング&インタビュー映像が、シネマカフェに到着した。

【画像】トム・ヒドルストンのメイキングカット

1944年米アラバマ州、愛する女性オードリー(エリザベス・オルセン)と結婚し、幸せな生活を送っていたハンク・ウィリアムス(トム・ヒドルストン)。ハンクはシンガーとして成功するが、オードリーもまたシンガーとしての夢を諦められずにいた。そんな想いが家庭に不穏な雰囲気を漂わせていたが、やがて息子が生まれ、彼らの人生は再び希望に満ちあふれる。しかしハンクは、音楽活動が順調に進むにつれて家族との溝が深まり、ほかの女性やアルコールに逃げる日々を送るように。ありのままの自分であろうとするハンクは、その想いを歌に込める――。

本作は、デビューから6年、29歳という短い人生で築いた功績とその裏で翻弄されるシンガー、ハンク・ウィリアムスの光と闇を映し出した伝記映画。ハンクは、あのボブ・ディランが初めて憧れたシンガーであり、「ローリング・ストーン」誌の「歴史上最も偉大なアーティスト100人」にも選出された人物。その楽曲の数々は、ボブ・ディランはもちろん、エルヴィス・プレスリー、ジョニー・キャッシュ、キース・リチャーズ(ローリング・スト-ンズ)、ベック、ノラ・ジョーンズなどによって、時代を超えていまも歌い継がれている。

そんなハンクを演じたのは、『アベンジャーズ』『マイティ・ソー』シリーズのロキ役でブレイクしたトム・ヒドルストン。『クリムゾン・ピーク』『ハイ・ライズ』、エミー賞受賞ドラマ「ナイト・マネジャー」(監督スサンネ・ビア)と話題作出演が続き、今年はプライベートでも大きな注目を集めた彼は、本作ではハンクの楽曲をすべて吹き替えなしで歌い切り、その高い歌唱力を披露した。

今回解禁となったのは、撮影前の歌唱トレーニングの様子や役作りについて、トムが語る映像。舞台経験が豊富なトムだが、映画でその歌声を披露することは今回が初めて。ハンク・ウィリアムスを演じることについて、「象徴的な人物を演じることはあらゆる意味で挑戦だった」とふり返っている。これまで演じることのなかった“実在した天才シンガー”へのアプローチには「彼の全てを理解する必要があった」「音楽こそが彼の人物像を知る一番のルーツだった」と、役作りの姿勢も明かした。


本作で音楽プロデューサーを務めた、著名なカントリーシンガーでもあるロドニー・クロウェルは、「スタジオで来る日も来る日も、舞台俳優から“歌手”に聞こえるよう取り組んだ」と、トムとの5週間におよぶトレーニングの様子を語る。メイキング映像では、スタジオで歌うトムの姿も収められているから、ぜひチェックしてみて。

『アイ・ソー・ザ・ライト』は10月1日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。