こっ、これは時代劇に出てくる山吹色のお菓子、つっ、つまり金でできた小判では?!
うお~、裏面が金ぴかに光り輝いておるわ……。でも存外にシンプルだったのね、慶長小判の裏って……。ちょっと意外。
あは、この小判はもちろんレプリカで雑誌の付録としてついてきたものなんですけど、こんな風に裏面まできっちりと再現されているんですよ。ってゆーか、この裏面、レプリカ故の手抜きってわけじゃなくて、実際の慶長小判がこうだったってことなんですね。
一応、つるんとしてるばかりではなく、”表面の花押とは別のデザインで丸枠の光次の花押が撃たれている”、”小判師(小判を製造する職人)の極印。貨幣の品質を保証し、偽造を防止するための刻印を極印と呼ぶ”、と説明書きにあるとおり、2箇所印字が撃たれておりますが、それ以外は綺麗にならされたつるちごした状態。知らなかったな~。なんとなく小判って、ひっくり返しても同じ模様がついてるんだと思っていたよ。
表裏ならんだ写真を見ると違いがよく分かります。
でもね、こういうの、写真とか博物館の展示で見ても、あんまり印象に残らないんですね。実際に手に取って、ひっくり返してみてそのつるんとした様子に驚いて、始めて印象に残るっていうか……。
百聞は一見にしかずというけれど、さらに実際に手に取って確かめてみるというのが認識や記憶にとって大事なんだなってことがよく分かりました。
やっぱりこれから時代劇見るんでも、あ、あの小判は(本物なら)実は裏はつるんとしてるんだな……と思ってニヤリとすると、楽しみもいや増しそうじゃありませんか。そんな風に自分の楽しみを増やしていける雑誌があるなんて、幸せですよね。
そうなんですよ、その名も「日本の貨幣 コレクション」と銘打たれたこのシリーズ、この8月30日に創刊されたばかり!
CMをご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。
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私はモニターとして第3巻まで一気に頂いちゃったんですが……
いいですよ、このシリーズ! 貨幣を通じて日本の歴史を側面から読み解いていくことができるんです。
日本の中でも銀の産地では銀主体の、金の産地では金主体との経済機構があって、東西で分かれていたとかね、おもしろいですけれど、それ以前にかつての日本が金銀をどんどん産出した豊かな国だったことが分かりますよ。その豊かな金銀で取引していたから、外国からも一目置かれていたんですよね。そう、ジパングは黄金の国として知られていたのでしたもの。
定期行動を申し込めばこんな素敵な内容の雑誌を送料無料で自宅で受け取ることがでるんです。
私も早速手元の慶長小判と旧20円金貨をバインダーに収納してみました♪
あ、少な……。早くこれ、いっぱいにしたいわ……。
ちなみにこちらがレプリカの旧20円金貨。
この金貨は職人技の光る芸術品のようなもの。
彫金の名工である加納夏雄が1869年明治維新後の新政府から新貨幣の原型作成を依頼され、その見本を見たイギリス人技師がその完成度の高さにイギリスで型を作るのを辞退。そのため新貨幣はデザインから型の制作まで全て加納に一任されたという、日本製、日本初の洋式コインなんだそうですよ。
その緻密なデザインと細工を、レプリカとはいえ手に取って確かめられるんですもの、こたえられませんよね♪
今後、毎号飛鳥時代から明治時代までの日本で使用されていた貨幣のレプリカとマガジンがセットになって届けられるのが分冊百科のいいところ。あなたも昔のお金(レプリカ)を手に取って、それが使われた時代に思いを巡らしてみませんか?
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