今はこれかな~♪
理由は絵(マンガ)が上手で日本語がしっかりしてること。
カマタミワさんは本職のイラストレーターなので、とにかく絵に外れがないのが見ていてほっとし、また嬉しいのです。エッセイマンガ、増えましたが、絵というかそもそもデッサンがなってないというか、人体が人体してないものも多いですからね。そういう粗雑なの見てるとウンザリするので。
そしてまたカマタさんは日本語もちゃんとしてます。
ウケ狙いで妙な言い回しを使っていても、それが正しい言い回しを知った上での敢えての崩しであることが分かるので。
これがまた最近のブログには日本語の下手な人が多くてね~。読んでると添削したくなるのよ。
>「お客様の自画像を描かせて頂いた」
なんちゅー表現にはつらいものを感じます。
言いたいことは分かります。
分かりますが、「自画像」は自分を描いた作品にしか使えない言葉です。ゴッホの「自画像」は彼が自分自身を描いたものでしょ。
人様(お客様)の似姿を描いた絵は普通「肖像画」でんがな。
まあこれは単に言葉上のミスなのでまだいいんです。
ゲンナリするのは、おどれ小学校でどんな作文書いとったんじゃ! とでも言うような、文章の体裁をなしてないヤツね。
ある登場人物を示すのに、毎回欠かさず「前の職場で同僚だったTさん」と書いてる記事を読んだ時にはマジで上記のことを思いました。
学校の先生に、一度書いたら次からはなるべく同じ言葉を繰り返さないようにと習わなかったの?!
単語登録してあるのかなんなのかは分かりませんが、ブログの冒頭で
「これは前の職場で同僚だったTさんの話です」
と人物紹介したなら、次からその人を示す言葉は「彼」でいいじゃん。代名詞を使えや、日本語にもあるんだから。
「彼」がいやなら「その人」でも「ヤツ」でもなんでもいいわ、その登場人物を出すたびに必ず「前の職場で同僚だったTさん」と書くのはヤメロ、小学生じゃあるまいし。長い言葉は短い言葉で置き換えろ。
それでもまだ、例え「前の職場で同僚だったTさん」が繰り返されんでも、一文章に一つなら許せるんです。
基礎教養を疑うのは、一つの文章の中に同じ言葉を繰り返し重ねること。
「昨日母が買ったうどんで母が今日焼きうどんをしてくれた」とか……、「母が」はひとつで充分でしょ。そういうのは小学校の低学年で私は習った(そしてそれ以後忠実に従っている)。
その他、もはや私には再現することもかなわない一文の中に主語が二つも三つも出てくる文章とか、もはや何をいいたいのかも分からないブログ、よくあります、最近。文章の勢いから何となく言いたいこと……怒ってるとか、ガッカリしてるとかのいわゆる「空気」だけが伝わってくるもの。もはや内容の理解は書き手も読み手も双方望んでいないんでしょーかね。
もうね、助詞の誤りなんか、指摘するのもアホらしくなるくらい蔓延してるので、いちいちここでは取り上げません。
きちんとした日本語を使っている人のブログが私は好きです。