「電王ナイト」に関俊彦・遊佐浩二ら、参上! 「仮面ライダー電王」への出演は「神様からのご褒美」(超!アニメディア) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181228-00010000-choani-movi @YahooNewsTopics

 

大ヒット公開中の映画『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』。「仮面ライダージオウ」・「仮面ライダービルド」を中心とした展開でありながらも、「仮面ライダークウガ」をはじめとする歴代20シリーズの“平成仮面ライダー”すべてが集結する点でも話題を呼んでいる。なかでも、本作でジオウ・ビルドと共に重要な役割を担うのが「仮面ライダー電王」だ。その「仮面ライダー電王」にフィーチャーしたイベント「電王ナイト」が2018年12月27日(木)に新宿バルト9にて開催された。登壇者はモモタロス役・関俊彦、ウラタロス役・遊佐浩二、仮面ライダー電王のテレビシリーズメインライターの小林靖子、本映画および「電王」の番組プロデューサーである白倉伸一郎・武部直美。

 イベントがスタートすると登壇者が一言ずつ挨拶。その後の質疑応答で、久しぶりの「電王」のイベントに立った心境を聞かれた関は、放送当時からイベントをたくさんやってきてファンの方々と触れ合う機会も多かったと振り返る。その後、「表情には出さないけどみんな心のなかが熱い!と感じる」と率直な感想を吐露。また、リアルタイムでは観ておらず、後になってから「電王」観た方が会場にもいると知り、「まだまだ電王は走り続けると思います」と早速ファンには嬉しい言葉を残した。

 関の言葉を受けて遊佐は「こうやってプレッシャーをかけていないと。10周年のときに何もしなかったから(笑)」と冗談まじりではあったが賛同。続けて「(電王が)終わった気がしていない。1年に1回はゲームなど何かしらで関わっている」、「スタッフさんも相変わらずでアットホームな感じ」と、11年経ったいまでも変わらないよさがあることについて触れた。対して「電王」のイベントに出演するのが初という小林は、久しぶりな感じがしたとコメント。それでも、映画で「電王」が登場するシーンの監修をしてみたら、セリフがスラスラとそのまま出てきたと、当時の記憶が蘇ってきたことを感慨深げに話した。

 トークはその後、「仮面ライダー」のアフレコに関してへと移行。事前にシナリオをもらってアフレコするものの、書かれていないシーンが多々あると遊佐がコメントすると、関は、撮影が終わって出来上がってくると台本と違う展開になっていると続ける。その言葉を受けた白倉プロデューサーは、今回の映画は「仮面ライダークウガ」、「仮面ライダー響鬼」を除く平成仮面ライダー全ての主役ライダーのスーツアクターを担当する高岩成二から「小倉さんをリュウタロスに入れてくれ」という謎の条件がきた、それでモモタロスとリュウタロスで台本にないことをやろうとしているなと察した、と裏話を披露。その結果、台本にない展開になったという。その他、デンライナーのオーナー役である石丸謙二郎のステッキさばきもアドリブというエピソードを登壇者たちが楽しそうにトークしていた。

 続いては、「電王」が映画の重要なシーンで登場するに至った経緯についてプロデューサー陣へ質問が寄せられる。白倉プロデューサーは現在放送中の「ジオウ」も「電王」も時間移動に関係するなかで、ただ登場するだけでは吸収しきれないのでは、という経緯で話が進んでいったとコメント。また、武部プロデューサーは10周年のときに何もできなかったというのもある、という待ってくださっていた皆さんへの感謝の想いを込めての登場だったと言葉にした。

 続けて小林は、映画の監修をするオファーがきたときは、佐藤健が出演し、何をやるのかというのかは聞いていたと今回のサプライズ出演について触れる。また、佐藤からは夢を壊されないためにさまざまな提案があったというエピソードも披露した。遊佐も佐藤の想いに同調して、当時から良太郎(「電王」の主人公)が成長したということが分かるようよう芝居を少し変えたと語った。10年経ったいま、どのように出演すればいいかというのを本人たちが真剣に考えていたことが分かるエピソード。今日の登壇者はもちろん、「電王」に関わった人すべてが「仮面ライダー」への情熱が全く冷めていないということが分かり、聞いている側も胸が熱くなった。

 

 その後も登壇者たちの熱いトークは続き、関は「電王」の最終回で小林が書いたセリフである「いつか未来で」という言葉がまさに現実となった、アフレコしているときもフラッシュバックしたと感慨深そうにコメント。実は最終回ギリギリに書いた台本だったなど、当時を懐かしむエピソードも交えつつ、小林本人も「まさかこんな日がくるとは思わなかった」と驚きを隠せない様子であった。

 さらに関は、トップシークレットであった佐藤の出演がどのような反響を呼ぶのかこの目で見なければ、という想いで、公開初日に映画館へ足を運んだという驚きのエピソードを披露。男性のお客さんが多かったが、「うおおー」とどよめいたり、「マジか!?」という声が挙がったりしたことが気持ちよかったと言葉にした。その後、本日は登壇できなかったキンタロス役・てらそままさき、リュウタロス役・鈴村健一、時の列車 デンライナーのオーナー役・石丸から到着したコメントを司会者が代読。その内容は記事の最後に記載する。

 コメントの紹介が終わるとイベントも終了の時間。最後はそれぞれに「電王とはどんな存在か」という質問が投げかけられる。これに対しまず武部プロデューサーは「10年やっているとこういう変わった作品も生まれるんだなというのが率直な感想。11年経ってこんな場を設けられるのは嬉しい。もうちょっと大きなことをやったらいいんじゃないかなと思っている」と今後の動きについても前向きであるとコメント。対して白倉プロデューサーは「デンライナーが登場するとときめく、夢やロマンがある電王は特別なもの」と熱く語った。

 小林は、「電王」にはあまりハードな敵がいないから「仮面ライダー」シリーズのなかでは異質だと思うと率直な感想をコメント。併せて、ファンタジーで、すごく優しい感じがしたから女性にも受け入れられたのでは、と電王のよさについて解説した。続く遊佐も「僕たちはだれ一人世界を救おうとしてやってこなかった(笑)」と小林の言葉に同調しつつも、「(電王は)家のような存在。アットホーム感があって今も大好き」と言葉にした。関は、声優業界で頑張ってきたことに対する神様からのご褒美が特撮ジャンルであり、そのなかでも素晴らしい作品である「電王」への出演だった気が今ではすると熱く語る。その後、こんなに幸せなことはないと言いつつも「もう一回くらいご褒美がほしいな」と、未来に向けてへのポジティブな言葉を残し、イベントを締めくくった。

電王ナイト」当日登壇できなかったキャストからのコメント
【質問内容】
(1)今回の出演オファーを聞いた率直な感想
(2)「仮面ライダー電王」に戻り、懐かしいメンバーとの再会・共演についての感想
(3)ファンの皆様へメッセージ

●オーナー役 石丸謙二郎コメント
(1)デンライナーが、いつも迎えに来るような気がして常々準備しておりました。今回出演オファーを頂いて、「ヨシ!来たな!」と奮い立ちました。

(2)まったく当時と変わらず、新たなアイデアが溢れ出てきました。彼らと久々に男らしい握手を交わし、とても濃密なひとときを過ごしました。

(3)デンライナーは未来永劫走り続けます。いつか、またどこかで・・・。

●キンタロス役 てらそままさきコメント
(1)流石!白倉・武部両プロデューサー! 平成ラストに持ってきたか!!

(2)山口監督はTVシリーズ時は助監督でしたが、平成仮面ライダー締めの大役を担われました。一緒に作品づくりに携わったものとして喜びを禁じ得ません。
みんなで故郷に帰って来て笑顔溢れる収録現場でした。

(3)電王を長きに渡り深く愛してくださり心より感謝申し上げます。
みんなの熱いハートに俺が泣いた!!

●リュウタロス役 鈴村健一コメント
(1)仮面ライダージオウのことは知っていたので、「いつ呼んでもらえるかなぁ?」と楽しみにしていました。でも、「この前4タロスの中、僕だけ呼ばれなかったこともあったしなぁ…」とも思っていたので、今回出演できた嬉しさは過去最大級です(笑)

(2)電王に関しては何故か懐かしいという感覚があまりないと感じていたんです。4タロスの皆さんとも現場で会いますし、なんともいえない現役感が自分の中であったんです。でも今回はアフレコしていて、佐藤健くんがモニターに映し出された瞬間に一気に当時のアフレコのことを思い出して鳥肌がたちました。間違いなく時が経ったと実感しましたし、それと同時になんだか誇らしくなりました。11年経って、また戻ってくることの出来る電王という作品の素晴らしさ。そして、きっとこの登場シーンは誰もが驚くし、喜んでくれると感じたんです。そんな作品に自分も参加していたんだなと改めて確信して、胸が熱くなりました。
もう一度大きな声でいいます!
「電王大好きだけどいいよね!答えは聞いてない!!」

(3)電王ナイトに参加できないのが残念ですが、想いはそちらに飛ばしております。皆さんの夜がステキな時間になりますように。

■作品情報
タイトル:『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER
公開日:12月22日(土) ROADSHOW 
出演者:
奥野 壮 犬飼貴丈
押田 岳 大幡しえり 渡邊圭祐 / 赤楚衛二 高田夏帆 武田航平 水上剣星
福崎那由他 斎藤汰鷹 / 大東駿介
【声の出演】滝藤賢一 関 俊彦 遊佐浩二 てらそままさき 鈴村健一
石丸謙二郎 / 生瀬勝久

「ジオウ&ビルド」製作委員会 
(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

 

東映って、「仮面ライダー」と「ドラゴンボール」が二本柱なんだな……。

 

私は「電王」で佐藤健くんのファンになったのですが、あれよあれよという間にスターダムにのしあがり、今や主演の映画が年に何本も公開されるようになって……困っております。いやさ、ほら、映画によっては予告編見ただけで「こんなの絶対見んわ!」となるものもあるわけで……。今年は「億男」ね(予告に吐き気を覚えた)。

 

それで、その代わりといっちゃあなんですが、予告編で「これならマシか?」と思った「ハード・コア」を見に行ったわけですが、これもまーなんちゅーか、なんちゅーかな作品だったので徒労感に充ち満ちてしまいまして……。

 

健くんが野心的にいろんな作品に出演してるのは嬉しいんですけれども、もう邦画見たくない……。あ、「亜人」はよかったです。「8年越しの花嫁 奇跡の実話」も悪くなかった。

 

そして今度はまたもや新作の「仮面ライダー」を子連れでもないのに見に行かねばならないのかと思うと、ちょっと試練だなあと思ったりもするのですよ。いいわよ、もう、新作の「ドラゴンボール」も見てやるから(ぼやき)。

 

健くん、頼むから来年こそハリウッドに進出してくれ! リドリー・スコットをたらしこんで、「エイリアン」の新作とかに出ておくれ~!