キアヌ・リーヴス、役作りに手抜きナシ! 『レプリカズ』科学者役で猛勉強(クランクイン!) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190422-00064378-crankinn-movi @YahooNewsTopics
俳優のキアヌ・リーヴスが製作と主演を務める映画『レプリカズ』より、キアヌが役作りについて語ったインタビューが到着。主人公の天才科学者を演じるため、神経科学を猛勉強したキアヌは「それらは僕自身が学びたいことだったので、知ることができて楽しかった」と充実のコメントを寄せている。
【写真】キアヌ・リーヴス、神経科学者役を熱演『レプリカズ』場面写真
本作は、愛する家族のために暴走する天才科学者の戦いを描くSFアクション。製作には映画『MEG ザ・モンスター』のロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラらに加え、キアヌ本人も名を連ねる。監督を務めるのは映画『デイ・アフター・トゥモロー』で脚本を手がけたジェフリー・ナックマノフ。
神経科学者であり、人間の意識をコンピュータに移す実験を今にも成功させようとしていたウィリアム・フォスター(キアヌ)。しかし、ウィリアムはある日、突然の事故で家族4人を失ってしまい、タブーを犯す決断をする。彼は家族の身体をクローン化し、意識を移し替えて蘇らせることに成功。再び幸せな日々を送ろうとするが、研究を狙う政府組織が、サンプルとして家族を奪おうと襲い掛かる。倫理よりも愛する家族を選んでしまった暴走科学者に、激しい戦いが待ち受けていた。
キアヌと言えば、『ジョン・ウィック』シリーズにおけるスタントのように、役柄の肉体的な準備を入念に行うことが有名であるが、その忠実な姿勢は本作でも健在。今回、キアヌは役作りにあたって脳の機能に関する膨大な量の文献を読みあさり、神経科学を猛勉強。「スタンフォード大学の教授や高名な科学者の神経構造についての講義を見たよ。難しい用語なども説明してくれるんだ」と語り、「(映画では)神経構造、脳の機能、脳の部位についても幅広く描かれる。それらは僕自身が学びたいことだったので、知ることができて楽しかった」と今回の役作りによって自身の知識欲が満たされたとコメント。
続いて「大きなプレッシャーを感じる彼の様子を、体でどう表現しようか考えた。ウィリアムの名前に、“意思”という意味のWill が入っているのが気に入ったよ。彼の不屈の精神や内面の強さを表現したいと思った」と、演じる上で心掛けたことを明かす。そして「意思に突き動かされたウィリアムを止められるものはない。しかし彼の前には課題がたくさん立ちはだかり、一か八かの場面に直面する」と説明し「そのような一か八かの状況を演じられたことはとても楽しかった」と充実感をにじませている。
映画『レプリカズ』は5月17日より全国公開。