キアヌ・リーヴス『コンスタンティン』再演に意欲!
>人気アクションシリーズ最新作『ジョン・ウィック:パラベラム』の日本公開を控えるキアヌ・リーヴスが、2005年に主演を務めた映画『コンスタンティン』で演じた、超常現象専門の探偵を再び演じたいとVarietyのpodcast番組「The Big Ticket」内で明かしている。
【画像】キアヌ・リーヴスの白シャツ&黒ネクタイ『コンスタンティン』
日本では10月公開予定の『ジョン・ウィック:パラベラム』は、キアヌが演じる裏社会最強の殺し屋ジョン・ウィックの壮絶な戦いを描く人気シリーズの3作目。先週末に公開された北米では興行収入5,681万8,067ドル(約62億円)を記録するシリーズ最高のオープニングを飾り、キアヌにとっては『マトリックス』シリーズのネオに匹敵すると言っても過言ではない当たり役となった(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)。そんなキアヌが再び演じたい役にあげたのが、ジョン・コンスタンティン。自身の持つ特殊な力を駆使して人間界で悪魔祓いを生業にしている探偵で、映画は、DCコミックスのアメリカンコミック「ヘルブレイザー」を原案にしている。
末期の肺がんでもタバコをやめないヘビースモーカーで、すさんだ生活を送りながら悪を退治するコンスタンティンのキャラクターは、キアヌもかなり気に入っていた様子。「ジョン・コンスタンティンは、また演じたいと思い続けていたんだ。あの世界観も、キャラクターのことも愛しているんだよ」と語る一方で、パート2にも出演しなかった大ヒット作『スピード』(1994)の第3弾には、やはり興味がないようだ。
『コンスタンティン』続編をめぐっては、2006年の時点ですでに準備が進められているとの報道があったが、今日に至るまで実現していない。「ヘルブレイザー」は2015年にマット・ライアン主演でドラマ化されたが、第1シーズンで打ち切りとなった。そのためキアヌ主演の映画第2弾製作はかなり難しいと思われるが、やはりキアヌが主演を務めたカルトコメディー『ビルとテッド』シリーズは、約29年ぶりとなる続編『ビル&テッド・フェイス・ザ・ミュージック(原題) / Bill & Ted Face the Music』が2020年8月21日に全米公開日予定だ。キアヌが希望する限り、『コンスタンティン』も続編が作られるかもしれない。
ファンも待ち望んでま~す。