『アベンジャーズ』クリス・エヴァンス、10年間で得たのは「かけがえのない友情」

 

>マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の集大成となる映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』。MCUシリーズを通して、キャプテン・アメリカ役を約10年間演じてきた俳優のクリス・エヴァンスが、同作で得たものとして「かけがえのない友情」を挙げた。

【写真】キャプテン・アメリカの勇姿にも注目『アベンジャーズ/エンドゲーム』場面写真


 ※以下、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください。

 『アベンジャーズ』シリーズの完結編となる本作は、最凶最悪の敵“サノス”によって、アベンジャーズのメンバーを含む人類の半分が消し去られた地球で、アイアンマンらヒーローたちが最後にして最大の逆襲を開始するさまを描く。全世界歴代興行収入1位のジェームズ・キャメロン監督作『アバター』にも迫る驚異的な数字を記録しており、日本でも約52億円の興収と約357万人の動員を達成(5月20日時点)している。

 アイアンマンやソーら最強ヒーローが集結するアベンジャーズを引っ張るリーダー的存在が、チームで最も正義感が強く真面目なキャプテン・アメリカだ。

 約10年間、クリスはこのキャプテン・アメリカ役を演じており、「最も感慨深いのは、10年間この役を演じてきたなかで得たかけがえのない友情。ここにいる仲間とは、大げさではなく本当に家族と呼べるような、固い絆で結ばれているんだ」と、キャストの関係についてコメントする。クリスらキャスト陣は自身のインスタグラムで和気あいあいとした撮影風景を投稿したり、ツイッターでコメントを送り合うなどの仲の良さをみせている。

 また、クリスは「キャラクターの旅路がついに完結するという点で、感慨深いものがあったのは確かだ。キャプテン・アメリカだけではなく、すべてのキャラクターが何らかの形で結末を迎えることになる」と振り返る。

 本作において、キャプテン・アメリカは人類の危機的状況を前にして、アイアンマンと協力することを決意し、ある無謀な“計画”に挑戦することとなる。

 その計画により見事6つのインフィニティ・ストーンを取り戻し、、消えた約35億の人々を取り戻すことができたアベンジャーズだが、過去からきたサノスが再び彼らへ襲い掛かる。盾が半分に割れ、ボロボロになりつつも、目の前の無数の敵に立ち向かおうとしたり、高潔な魂を持つ者だけが手にできる武器ムジョルニアを構え、「アベンジャーズ! アッセンブル!」と叫び、真っ向からサノスを迎え撃つキャプテン・アメリカの姿には、誰しもが心を打たれるに違いない。

 映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は公開中。