日本アカデミー賞『翔んで埼玉』が最多12部門で優秀賞を受賞!:第43回日本アカデミー賞

 

> 15日、第43回日本アカデミー賞の優秀賞が発表され、昨年話題となった映画『翔んで埼玉』が作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞を含む最多12部門で優秀賞を受賞した。

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 魔夜峰央の人気漫画を実写映画化した本作は、埼玉県民が東京都民から虐げられている架空の世界を舞台に、東京都知事の息子・壇ノ浦百美と、埼玉出身の転校生・麻実麗が惹かれ合うさまを描くギャグコメディー。GACKTの主演男優賞、二階堂ふみの主演女優賞などで優秀賞を受賞した。なお、二階堂は『人間失格 太宰治と3人の女たち』で優秀助演女優賞を獲得したため、W受賞という結果となった。

 そのほか、笑福亭鶴瓶が主演を務めた『閉鎖病棟-それぞれの朝-』(11部門受賞)、大人気マンガを実写化した『キングダム』(9部門受賞)、サスペンスドラマ『新聞記者』(6部門受賞)、松岡茉優主演の『蜜蜂と遠雷』(6部門受賞)が優秀作品賞に選ばれた。

 

 優秀主演男優賞は『アルキメデスの大戦』の菅田将暉ら、優秀助演男優賞は『決算!忠臣蔵』の岡村隆史(ナインティナイン)らが受賞した。

 

 選考対象となったのは、2018年12月16日~2019年12月15日に公開され、選考基準を満たした作品。各部門の最優秀賞は、3月6日に行われる授賞式にて発表される。(編集部・梅山富美子)