ドラマ版「ロード・オブ・ザ・リング」主要キャスト第1弾、一挙発表 ─ 未来のスター俳優と舞台&ドラマの実力者が集結、新たな世界観を構築へ
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J・R・R・トールキン著『指輪物語』を原作とする、ドラマ版「ロード・オブ・ザ・リング(原題:Lord of the Rings)」の主な出演者が、製作・配信を担当するAmazon Studiosから正式発表された。脚本の読み合わせはニュージーランドにて始まっており、撮影は2020年2月に開始予定だ。
原作小説やピーター・ジャクソン監督の映画版『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』で描かれた時代“第三紀”ではなく、それらに先がける“第二紀”を舞台とするドラマ版には、未来を嘱望される新鋭や、すでに舞台・テレビドラマで活躍する実力者たちが集結。しかしスター俳優を起用するのではなく、新たな「ロード・オブ・ザ・リング」の世界観を構築するにふさわしい、観客や視聴者の先入観が少ないフレッシュな顔ぶれが揃った。
これまで出演が報じられていたのは、「エイリアニスト」(2018)「パトリック・メルロース」(2018)「ドラキュラ伯爵」(2020)のモーフィッド・クラーク、「ピクニック・アット・ハンギングロック」(2018)のマルケラ・カヴェナー、「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)などのジョゼフ・マウル。『メイズ・ランナー』シリーズのウィル・ポールターの降板を受け、『ガルヴェストン』(2018)『キングスマン:ファースト・エージェント』(2020)のロバート・アラマヨも起用された。
新たに出演が明らかになったのは、イギリスの演劇界で活躍するオウェイン・アーサー、『ホテル・ムンバイ』(2019)や『スキャンダル』(2020年2月21日公開)のナザニン・ボニアディ、「ザ・パシフィック」(2010)やユアン・マクレガー主演『ガンズ&ゴールド』(2014)などのトム・バッジ、『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』(2018)のイスマエル・クルス・コルドバ、『ライク、シェア、フォロー』(2017)のエマ・ホルヴァース、初のメジャー作品となる子役タイロー・ムハフィディン、アフリカ&イラン系のイギリス人舞台女優ソフィア・ノンビート、テレビ・舞台に出演する20歳の女優ミーガン・リチャーズ、『メイズ・ランナー: 最期の迷宮』(2018)などのディラン・スミス、「メディチ」(2018)のチャーリー・ヴィッカーズ、『16歳、戦火の恋』(2016)などのダニエル・ウェイマンだ。
シリーズのショーランナー(制作統括)を務めるJ・D・ペイン&パトリック・マッケイは、「世界規模の検討を経て、素晴らしいパフォーマーたちの第1弾をお知らせできることをうれしく思います。私たちの作品に出演するということを超えて、並外れた才能を持つ女性たち、男性たちが集まりました」とコメントしている。なおDeadlineによれば、いくつかの重要な役柄は現在もキャスティングの最中だという。
「ロード・オブ・ザ・リング」シーズン1は全20話構成で、シーズン2の製作も決定済み。製作総指揮と第1話・第2話監督は『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)のJ・A・バヨナが務め、脚本家チームには「ブレイキング・バッド」「ベター・コール・ソウル」「ゲーム・オブ・スローンズ」「ストレンジャー・シングス 未知の世界」などの超強力作家陣が揃った。コンセプトアーティストは『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』3部作のジョン・ハウが務める。