クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus
#またあなたとブッククラブで こちらは「キング・オブ・シーヴズ」とは正反対で、齢60の坂を越えるまで親友同士のご婦人方のお話。劇中自分達でも言ってましたが「賢くて成功した女達」なので、金には困ってないし社会的地位もあるのです。60、70になってのこの差は何に端を発するのでしょう？
2021年01月28日 03:05
それを生まれや育ちのせいにすることも無論可能なのですが、「ブッククラブ」の中ではちょっと違うのですね。それは環境のおかげで授けられた教育というよりも、本人達が備えていた「向学心」によるものなのです。だって結婚して子どもが生まれても、読書会を40年ず～っと続けられる人達なんですから
2021年01月28日 03:05
「向学心」というのは「向上心」にもつながるわけで、だから皆社会的に成功を収めているのでしょう。彼女達の「賢さ」は「男を見る目」にも現れています。ブッククラブメンバーの4人は未婚、既婚、離婚、死別と現在のステータスがきちんと分けられているのですが、「男で苦労」はしていない。
2021年01月28日 03:05
「向学心」というのは「向上心」にもつながるわけで、だから皆社会的に成功を収めているのでしょう。彼女達の「賢さ」は「男を見る目」にも現れています。ブッククラブメンバーの4人は未婚、既婚、離婚、死別と現在のステータスがきちんと分けられているのですが、「男で苦労」はしていない。
2021年01月28日 03:05
男に束縛されるのを嫌っての未婚、冷めてしまった夫と離婚した独身組も、夫の生死はともかく既婚組も、男に振り回されるような生活をしてないんです。彼女達は男の言うなりにはならない。だからそういうタイプを好む男とはそもそも付き合うこともないんでしょう。自分の意見に耳を貸す男を選んでます
2021年01月28日 03:05
なにしろ彼女達が第一回の読書会に選んだ本が「飛ぶのが恐い」なので……。で出演がジェーン・フォンダ（未婚）、キャンディス・バーゲン（離婚）、ダイアン・キートン（死別）、メアリー・スティンバージェンというその時代を代表する大女優ばかりですからね。まさにそうじゃなきゃいけませんや。
2021年01月28日 03:05
この4人、キャンディス以外は未だにスタイル抜群なんですよ。ダイアンが67歳という設定だから皆その辺って事でしょうが、身体の薄さとメリハリだけなら30代と言っても過言ではないですよ。補整下着のおかげもあるかもしれませんが、肩が薄くて背中が盛り上がってないってのは自前ですからね。
2021年01月28日 03:05
女性は老けると何故か肩と背中に贅肉が盛り上がるんですが（バストの肉がそっちに逃げてるという噂あり。捕まえて戻す方法を知りたいわ！）、唯一そうなってるキャンディスは顔が群を抜いて美しいので、本気でメイクしたら多分カラダの方は誰も敢えて見ようとしないからＯＫなんだと思いますね。
2021年01月28日 03:05
だからまあ、よく考えたら自分とは別世界の人々の話なんですが、どうせ映画で見るならそっちの方が楽しくてずっといいです。67歳の女性で恋に現役で、周囲から非難されず、自分でも恥じずって、素晴らしいと思う。この年代って「セックスアンドザシティー」とはまた違うから、ほのぼのしてるのよね
2021年01月28日 03:05
で、この映画のリアリティーを支えているのって、実はアフリカ系アメリカンがほとんど出てこない点にあります。メインキャラには一人もいないのよ、昨今珍しい事に。でも1951年生まれの普通の家庭で育った白人女性なら、たぶん友人も夫も全員白人なのよ。「刑事コロンボ」とかそうじゃない。
2021年01月28日 03:30
新しく知り合う人にラテン系のハンサムは出てきますけどね（アンディ・ガルシア）。それは彼女達が差別をしてるわけではなく、生まれ育ったコミュニティでアフリカ系の人と親しくなるチャンスがなかったという時代の反映なわけです。ここで無理すると違和感が先に立って楽しめなくなるのですね。
2021年01月28日 03:30
だから見ようによっては皮相的と受け取られかねない映画ではあるのですが、女性にとって嬉しい映画なのは確かです。今まで男は爺様になっても普通に若い女と恋してましたが婆様は蚊帳の外だったじゃないですか。それを打ち破ったんですよ、この映画は。女だって幾つになっても恋ができるのよ！
2021年01月28日 03:30
