1月の読書メーター
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絵で見る 天使百科: その由来から癒しの効果までの感想
古今の天使像を多彩な画材から収集した美しい本。「天使の絵」が主眼なので全体像がない場合もあるが、天使の姿が拡大されているので大変目に優しい。記述は多岐に渡るテキストを元にしているので、地の文が平明なだけに引用部の訳のわからなさがより引き立っている。昔から多くの人が自分ながらの「研究」で自分なりの「天使かくあるべし」を書いてきたので、もはや現在それを一つにまとめるのは不可能なのだろう。そんな中でも漠然と浮かび上がる姿があるのがミカエル、ガブリエル、ラファエルということだ。不動の人気トリオ(ごめんよウリエル)
読了日:01月13日 著者:クリスティーン アステル