クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#KCIA南山の部長たち 1979年の朴大統領暗殺事件をベースに、「何故そうなった?」をフィクションで描いた作品。殺害シーンが超リアルなので、記録を元に入念に再構成したんだろうなあ、と。いや、感心すべき点はそこじゃないんだけど。 https://t.co/epqdkmfAz6
2021年03月30日 09:38
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus当時の日本にもパク大統領の独裁政治はニュースで伝わってましたが、その内情がどうだったかというのは全く知らなかったので、本作を見て「へえ~」という感じでした。どこまでがフィクションなのかは分からないけれど、甘言を囁く部下は重んじて批判的な者は粛正というのはやってたのでしょうな。
2021年03月30日 09:38
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusだってそれ、どこの独裁者も最後は大体そうなるもんね。映画の「ラスト・キング・オブ・スコットランド」で見たウガンダのアミン大統領(フォレスト・ウィテカーが熱演)の姿とパク大統領がもろに重なって見えました。独裁を進めるにつれ、疑心暗鬼になって周囲の人間を殺していくのよ。戦友でも。
2021年03月30日 09:38
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusそうなってくると、「周囲の人間」達が次は自分かと浮き足立つじゃない。普通、誰だって自分の命は惜しいからそうならないようにあれこれ工作するじゃない。それがバレで二進も三進もいかなくなったら殺されるか、反撃するしかないじゃない。そういう切羽詰まった状況下の恐怖が本作のサスペンス。
2021年03月30日 09:38
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusそれを常に感じる立場となったKCIA部長をイ・ビョンホンが演じてました。イメージ的には彼、常に冷や汗かいてたような…。大統領の機嫌一つで文字通りに首が飛ぶ世界では、そりゃ生きた心地もしないはず。しかも生真面目な男で心はまだ革命家だから、自分だけちゃっかり逃げるという選択肢もない。
2021年03月30日 09:38
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus職業柄、何を考えてるか表情に出すわけにはいかない役なのですが、彼の恐れ、脅えがスクリーンからビンビン伝わってきます。背中や掌にじっとり冷たい汗かいてるんだろうな、という顔。はっきり言って本作のイ・ビョンホンは全く、どこも、かっこよくないです。でも凄い精神力を演技で表現してる。
2021年03月30日 09:38
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus映画の最後にビョンホンの演じたキム・ギュピョンの肉声が流れます。観客がこの物語を完全なフィクションととるか、それともあり得たこと或いは実際の出来事に限りなく違いことと思うか、その判断がこの声に任されているのだと思います。
2021年03月30日 09:38