クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus
#アウトポスト の最後に「生きて二人が同時に名誉勲章を受けたのは50年ぶりである」という内容の字幕が流れた。その当時の50年前といえば朝鮮戦争なのでベトナム戦争では起きなかった偉業なのかと思ったが、その時の漠然とした疑問を解消し、… https://t.co/jLe5atf6B0
2021年04月09日 16:35
補完してくれたのが #ラスト・フル・メジャー でした。
#ラスト・フル・メジャー 当然キャスト目当てですよ。#アウトポスト がオーランド・ブルーム目当てだったのと同じ事。こっちはセバスタとLジャクですもん、ウィンター・ソルジャーとニック・フューリーが前世紀すでに会っていたとなれば気にな… https://t.co/J17qR9g1jk
2021年04月09日 16:35
気になるじゃありませんか。
本作は最後に「ピーター・フォンダを偲んで」と出てくるのですが、同じく故人のクリストファー・プラマーの名は出てきません。2019年の米公開時にはご健在だったので。ピーターにLジャク、エド・ハリスやウィリアム・ハートは彼の息子と同世代… https://t.co/fiL6MfWcBz
2021年04月09日 16:35
同世代の扱いなんですが、見た目は多少違えどご老体ばかり……
そんな中で一人若く凛々しく美しいのがジェレミ・アーヴァイン。「戦火の馬」の彼ですね。本作ではキーパーソンとなるピッツことピッツェンバーガーを演じてました。上段に書いた名優達はピッツが激戦のさなかで命を助けた陸軍兵やパラレスキューの同僚が戦後を生き抜いた姿を演じています。
2021年04月09日 16:35
ベトナム戦争当時の姿は別の若い俳優達が対応してます。いわゆるベトコン相手に戦ってるので、ゲリラ戦の恐ろしさ……というより「なんでこんな所から敵が？！」というビックリが味わえます。実際の戦闘ではビックリした次の瞬間には撃たれて死んでるわけですが。何気ないシーンが凄いんですよ。
2021年04月09日 16:35
そんな中で端正な姿のピッツがひときわ目をひきます。彼が端正なのは揺るぎない信念を持ち、それに基づいた行動をしてるからなんですね。負傷兵を一人でも多く助けるという自分の務めを果たすため、乗れるはずだったヘリに戻らず治療を続け、ベトコンの攻撃を防ぐために単身うってでる。
2021年04月09日 16:35
名誉勲章はアメリカの最高位の勲章だそうで地位と引き替えにしても欲しい物だそうです。何故なら地位が高いだけでは受勲できない、自分の身を顧みずに仲間の命をたくさん救わなければ貰えないものだから。それが具体的にどういう行動かは本作でしっかり描かれているので見れば分かります。
2021年04月09日 16:35
「アウトポスト」でも同様の行動がとられ、その結果二人が名誉勲章の栄誉に浴したわけですが、彼らが生きて帰ったのってほとんど奇跡ですからね。「生きて、二人」同じ戦闘で受勲するというのが珍しくて50年ぶりだったという理由もまたよく分かりました。ベトナムじゃ生きてられなかったのよ。
2021年04月09日 16:35
さて、そんな英雄的な行動をとりながらもピッツは名誉勲章をハネられ、空軍十字賞どまりとなってしまいます。そんなのおかしいだろ！ と30年以上もの長きに渡り抗議をし、申請をし続けていたのが上記のご老体達で、そのための調査に赴きじーちゃん達から話を聞くのがセバスタという構図です。
2021年04月09日 16:35
映画としてのストーリーはそこから始まって、最初ヤなヤツだったセバスタが老兵達に接する内に変わっていく姿とか、ベトナム帰還兵として時に虐げられ、或いは隔離されてきたじーちゃん達の辛い告白とか、演技合戦になっていくのです。伊達に名優はキャスティングしてない！ って感じですね。
2021年04月09日 16:35
名だたる俳優の面々、それぞれ短時間ながら「主役」級の演技を見せる場面があるので面白いですよ。Ｌジャクなんか語りだけでランボーやってますしね。ベトナム戦争が残した深い心の傷が30年たっても癒えてない男達。 本の主人公でいえばボブ・リー・スワガーやボッシュです。理解が深まります。
2021年04月09日 16:35
でもこれ実は戦争映画ではなくて、国防省の内幕やら裏側やらを語るポリティカルドラマだったりするんですよ。その軸にいるのがセバスチャン・スタン。彼を通じて様々な人が結びつき事態が動き出すんですが、ちょっと無理矢理まとめたような？実話ベースなので、終わりよければ全てよしでいいカナ？
2021年04月09日 16:35
