クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#マルモイことばあつめ WOWOW録画鑑賞。韓国の辞書編纂映画。タイトルの「マルモイ」がすなわち「辞書」。生まれた時から辞書のある生活をしているとない時代が存在したなんて思いもしないものだが、オックスフォード英語辞典の編纂開始が1… https://t.co/uRXqd4n2dT
2021年06月14日 01:59
オックスフォード英語辞典の編纂開始が1857年で分冊出版が84年、完全版が出たのが1928年なのである
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusマルモイ、すなわち朝鮮語の辞書編纂の中心となった人物が留学経験者なので、恐らくそのオックスフォードの出版が一つのきっかけとなったのだろう。そっちの話は映画「博士と狂人」で見たので辞書編纂がどれほど大変な作業かはよくわかる。しかも朝鮮語には地方毎に数多くの方言も存在するのだ。
2021年06月14日 01:59
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusしかしこの映画はその地道な作業を描くのが主眼ではない。時すでに朝鮮は日本の統治下で小学校から日本語教育が行われ創氏改名も進められていた。迂闊に朝鮮語を口に出せば小学生にも厳罰である。そんな時代に母国語を守るために命がけで立ち上がり軍国日本に抵抗した人々の顛末が描かれているのだ
2021年06月14日 01:59
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusとはいえ主人公がユ・ヘジンである。この方は日本人俳優に例えるなら渥美清や藤山寛美のような、悲しみを底に秘めつつ喜劇をしっかり演じられる名優なので、意外と笑いながら楽しく見ていけるのだ。時代背景を考えたらとんでもない事である。実際、暗く悲惨なシーンも多いので、笑えるのは有り難い
2021年06月14日 01:59
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusこの映画は「マルモイ」がどれだけ重要であったかを示す一文で締めくくられる。辞書は言葉の持つ意味と音とを広く世に伝え時代を超えて受け継いでいくもの。折角その恩恵にあずかれる時代に生まれたのだから、精一杯活用していきたいものだ。日本には何種類もの国語辞典があるのだから。
2021年06月14日 01:59