クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus
#ジャングル・クルーズ もうね、主役がロック様でしょ？ 立ってるだけで無敵でしょ？ で、ヒロインがエミリー・ブラント＝トム・クルーズを劇中で世界一殺した方ですよ。何があろうが何の心配もない、まさに大船に乗った気持ちで見る映画。アト… https://t.co/6SwAoOVWS1
2021年08月02日 16:07
何かの紹介にされた『パイレーツ・オブ・カリビアン』に似てるという記述がありましたが、私は『ハムナプトラ』の方が近いと思いましたね。時代的にも、ヒロインの設定も。ただ『ハム～』のイヴリンが自覚無き破壊神だったのに対し『ジャン～』のリリーは「この位いいでしょ」で荒らしまくる感じ。
2021年08月02日 16:07
そして #ジャングル・クルーズ 最大の特徴は、全く恐くないことです！ 安心してお子様連れで見に行って下さい。私ずっと面白いけれど何かが足りないと思いながら見てたんだけど、やっと気づいたわ。ホラー要素がないんだわ。いや、超自然的な要素もあるにはあるんだけど、恐ろしくも何ともないのね
2021年08月02日 16:07
だってあなた、画面中央にばーんと立ちはだかっているのがドウェイン・ジョンソンですからね。「盤石」と書いて「ロック」と読む、何物も恐れぬあの方ですからね。彼は演技が上手いけれど、恐怖に震える姿は見たことがない。緊迫下状況で危機感を感じたり焦慮にかられたりしたシーンはあってもね。
2021年08月02日 16:07
何故なら観客が彼のどっしりとした肉体に求めるのは「安心」「安定」「安全」だからです。かつての日本における「お相撲さん」な感覚。この人の側に居れば悪い奴は近寄ってこない、みたいな。あれだけの筋肉を有しながら弱者に危険性を感じさせないっていうのが実はロック様の素晴らしい点で。
2021年08月02日 16:07
ただそれは魅力であると同時に作劇上難航する点でもある。だって観客、恐がらないじゃん、折角ホラー風味なキャラを出してもそこにロック様がいる限り。『パイレーツ』路線を狙ったなら絶対恐がらせたかったはずなのに。これ、トム・ハンクスが主演だったならそういう作品になったのかもしれない。
2021年08月02日 16:07
でもロック様が主演に決まった段階でホラーはスッパリあきらめたのね。で路線をコメディに変えた。悪役・敵役も増やした。どのみち束にしてかかったところでロック様には適わないんだから、バリエーションで勝負した方がいい。実際にそういう判断だったかどうかは知りませんが、成功でしたね♪
2021年08月02日 16:07
とにかく悪役が一人一人キャラ立ってて、お子様にも見間違えようのない程分かりやすくて最高でした。エドガー・ラミレスにジェシー・プレモンス、ポール・ジアマッティと只でさえ一目見たら忘れない風貌の方々がこれでもかとコッテコテの扮装凝らして出てくるんですから。後半二人は吹き出しました
2021年08月02日 16:07
そんな中で紅一点（？）の若い美男役がジャック・ホワイトホールでリリーの弟、マクレガー役。『ハムナプトラ』のイヴリンの兄、ジョナサンと同じような役回りですが、マクレガーは紳士で素直でお人好し。本作の中で最もいい人で、その分割を食うという展開でここぞという所で笑わせてくれます。
2021年08月02日 16:07
このマクレガー、本当にいい役で、映画のラストでは彼の幸せを祈りたくなります。最初は可哀想なんですけどね。そのシークエンスや地図の見せ方なんかはアニメ映画の『ミッシング・リンク』を彷彿とさせるものがありました。違うのは行き先と時代で、『ジャングル』の方が1916年で現在に多少近い。
2021年08月02日 16:07
この時代は第一次大戦まっただ中ですが、この戦争が終わってようやく英国で条件付きで女性に参政権が与えられるようになるんですね。『ワンダーウーマン』とほぼ同じ時代ですが、ダイアナが衣装選びしてたシーンでもスカートしかなかったような気がします。リリーは革新的な女性なんですよ。
2021年08月02日 16:07
いやまあ、そういうのは見れば分かるわけで。スリルとサスペンスを醸し出すのは主に彼女の行動ですが、エミリーという女優はああ見えて「物に動じない」のが特徴なので、これも安心して見守れます。物語は緊迫してるのに観客はワクワクしてもハラハラはしないという安定感はセラ監督だから？
2021年08月02日 16:07
