クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#ミラベルと魔法だらけの家 刺繍糸や毛糸を使った様々な装飾やアクセサリーの表現は見事なのだけど、それ以外の感想があまりないのは、ミラベルのような、何か自分が他人より劣ってる(とされる)部分を自分のがんばりで克服する、いわゆる健気なヒロインって日本では珍しくないからなのかな?
2021年12月13日 15:08
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus元気が空回りしちゃって家族との軋轢を生むけれど最終的には努力の結果が実を結ぶというパターン。子ども向けの連続ドラマの1エピソードのような感じ。完璧に見えるお姉ちゃん達も人知れずプレッシャーに負けそうになってるとも教えてくれる。周囲の期待に応えようとすればするだけ重圧が増すと。
2021年12月13日 15:08
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusでもこの物語で一番の重圧を感じているのはミラベルの祖母なのね。カタルシスが重荷からの解放にあるのならこの物語の「作者」は実は祖母のアルマのはず。映画においてはミラベルに対しての「壁」のような役割だったけれど、彼女はいわば『ゴッドファーザー』のヴィトーにあたるのよね。
2021年12月13日 15:08
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus村を死守するために子も孫も総動員して使えるチカラは全て使う。それが暴力じゃなくて魔法をいう違いはあるけれど、自分達の生活をよりよくするために駆使するという点では同じ事。だが彼女の責任感と影響力が強くなる分、それを圧迫と感じる家族も現れる。外敵の存在が具体的じゃないだけに尚更
2021年12月13日 15:08
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusで思ったのが実はアルマって『エターナルズ』のエイジャックに近いんじゃないかと。彼女も特殊能力を持つ仲間達と一緒に人類をディヴィアンツから守ってたじゃないですか。それが一掃された後もエターナルズが以前と同様に過ごしてたらどうなったかって答えが『ミラベル』にあるんじゃないかと。
2021年12月13日 15:08
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus見たのがもうかなり前なので忘れてしまったのだけど、ミラベルは家族のために役に立ちたいと思うだけで特に外の世界に出たいとは思ってなかったと思う。これ、少年が主人公だったら絶対「外には何があるんだろう」という好奇心を抱く所から家族との隔たりが生じるんだけど、少女だから違うのかね?
2021年12月13日 15:08
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus子どもの頃からSF好きでハインラインの『宇宙の孤児』とか読んできた私には実は『ミラベル~』、物足りないんですよね。自分の家が魔法に満ちてピカピカならそれでいいのかと。ミラベルには冒険心も探求心もあったけれど、外よりも内向きだったので。ま、そこが新しくはあるんですけどね。
2021年12月13日 15:08