クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus
せっかくなので（？）もう一つ。メディアもナイルもロケ地の撮影だけは良かったけれど、それさえ無かったのが『シークレット・マツシタ／怨霊屋敷』。映るのほとんど廃屋のほこりまみれの部屋ばかりよ。あとちょっと幽霊。 https://t.co/w6VpeyMt5z
2022年03月08日 05:34
これ、予告がすご～く良くできてて、見た瞬間「これは行かなきゃ！」と決心したんですが、実際に観賞中はそう決意した自分を呪ってましたね。ホラー映画にすぐ飛びつくクセはいい加減にやめよう……。ってか、南米の人、なんでこれで失神できたんだ？ 映画館内が暑くて熱中症だったとか？
2022年03月08日 05:34
ホラーとしては『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の系譜ですね。日本で言うところのフェイクドキュメンタリー。手持ちのカメラとスマホで臨場感あふれないブレブレの映像を撮りつつぎゃーぎゃー騒ぐやつ。あとこれは定点カメラも幾つか利用していて、そっちは『パラノーマル・アクティビティ』風
2022年03月08日 05:34
まあ、既出のアイデアを上手く使ってはいるんだけど、特に恐くないのね。怪異って、ただ見せられるだけだと「何じゃこりゃ？」で終わるのね。それが襲いかかってくるとか、危害の可能性に不安を覚えた時、初めて恐怖を感じるんですよ。だからホラー映画における感情移入ってとても大切なの。
2022年03月08日 05:34
で、感情移入のためには物語が必要じゃないですか。何もない所で毎日転ぶ子がいたとして、その理由が「毎日右足で左足の靴を踏む」だったらコメディだけど「見えない手が足首を掴みに来る」→「最初は誰も信じない」→「数日後、捕まれた部分に手形のアザが浮き上がる」→「死」で怪談話になるのよ
2022年03月08日 05:34
その物語がお粗末だと全然恐くないじゃないですか。 ただ、『シークレット・マツシタ』の場合、それを恐がれないのは自分が日本人のせいかもしれないとは思いました。幽霊屋敷である「マツシタ邸」は名前で分かるように日系人が住んでいたこともあるという設定で、そこに怪異の原因があるんですが…
2022年03月08日 05:34
そこで起きた凄惨なでき事というのが非常に日本的でして。日本的ではあるんですがちょっと江戸時代というか。いや、横溝正史的だから昭和の戦前戦後もいけるのかな？ ペルーに移住した方々とはまた時代感覚違うのだろうけれど。少なくとも日本で戦後には一般家庭では起こらない事件です。
2022年03月08日 05:34
*************************************************************************************と。この支離滅裂さが日本人以外には恐怖なんでしょうねえ https://t.co/r2yt4bnstD
2022年03月08日 05:34
『シークレット・マツシタ』の話の続きです（誰かツリーにフセッター埋め込むやり方教えて！） まあ日本の男ならそういう事するよな、江戸時代辺りにその類の作品たくさんありそう。「心中」という形なら今でも残ってるし。と私は思ったわけです。でもこれ、日本以外では相当異常な行動なんですね。
2022年03月08日 05:57
「惨劇」がその程度かと思った自分の背景にある文化が一番恐ろしいかもしれないわ（横溝正史の読み過ぎ？） えっと、『シークレット・マツシタ』の名誉のために書き添えますとさらに別のホラー風味も漂います。土着な女性の恐さですね、大事な者を奪われて呪うとか祟るとか。で、全体通して恐くない
2022年03月08日 05:57
まあやっぱりあの「（日本在住の）日本人、そんなこと書かない」とか「いつの日本か分からん」というナンチャッテ感が大いに漂っているのがイカンと思うのですよ。がんばっちゃいるとは思うのですが、「それは違う」が多すぎて……。いや、あの予告篇作った人は表彰されるべきですわ、ホント。
2022年03月08日 05:57
ネタバレ部分はこの下にあります。
妻の浮気現場を目撃して逆上した夫が日本刀で二人を斬殺し、血に狂った末に幼い自分の子ども達も手にかけ、はたと我に返って自分の犯した罪の重さと恐ろしさに耐えかね切腹して果てたと。
この支離滅裂さが日本人以外には恐怖なんでしょうかねえ～？
