クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus
少女がたった一人で敵に立ち向かう映画といえば『ラン・ハイド・ファイト』もその一つ。WOWOWの配信で見たんですが、脚本がよくできているのにビックリ。 いえ、大筋は某有名映画そのままなんですけどね、主人公を現代の高校生女子にして舞台を校舎にすると細部がいろいろ変わるんですよ。
2022年04月20日 03:58
監督が脚本も書いてるので、よっぽどあの映画が好きで二次創作やりたかったんだなあと思いました。ちなみに映画ファンなら一目で元ネタ映画が何か分かります。ご丁寧に主人公が冒頭でケガして足を引きずる設定まで踏襲してる（これだけで分かる人には分かりますね♪ そう、飛行機嫌いのあの人よ）
2022年04月20日 03:58
ヒロインはイザベル・メイ。アメリカではTVのコメディで有名らしいけれど、私はこの映画が初めてでした。可愛い顔にほっそりした手脚で強そうには見えないけれど、いざ戦う段になると面構えが凄まじい。鬼の形相は『ハンガー・ゲーム』のカットニス以上かもしれない。気迫ですでに相手に勝ってます
2022年04月20日 03:58
ヒロインの父にトーマス・ジェーン、母がラーダ・ミッチェルと、血筋から強いわと印象づけるのも忘れていません。保安官にはトリート・ウィリアムズ。登場しただけでは敵か味方か、無能なのか有能なのか、すぐに死ぬのかしぶとく生き延びるか判断できない人なのでこのキャスティングは上手いですね
2022年04月20日 03:58
この映画、ばたばた人が死ぬんですが、その割には索漠とした気分にならないのは、先生や職員が皆生徒を守るんですね。マニュアルに沿っての行動なのかもしれませんが、それであっても生徒ほっぽらかして自分だけ助かろうとする大人がいない。当たり前の様に生徒達を先に逃がし、助けるんですよ。
2022年04月20日 03:58
今の邦画で同じシチュエーションだと、絶対一人だけ助かろうとする先生（達）、出しますよね。その結果、悲惨な死に様さらして子どもには大人に対する不信感を、大人には人間なんて所詮こんなものという冷笑と諦念を植え付けます。でももうそういうの飽き飽きしちゃって。「信頼」が逆に新鮮でした
2022年04月20日 03:58
元ネタがあるとはいえ、脚本も演出も緻密なんですっかり感心して調べたら、監督のカイル・ランキン、かつて私が大受けした『ビッグ・バグズ・パニック』撮った方でした！ わはは、これもバカ映画のように見えて上手にできた作品だったわ。要するに私好みの監督なのだわ。ご健在と知って嬉しいわ♪
2022年04月20日 03:58
#ラン・ハイド・ファイト 原題は "Run Hide Fight" なのでそのままなんですが、"and" が入ってないのには理由があって、そこにこの映画の一番大事なテーマが隠されてます。ヒロインの名前はゾーイで、その意味は「生命」… https://t.co/hZpBxL4hbe
2022年04月20日 03:58
ヒロインの名前はゾーイで、その意味は「生命」「生きるもの」。監督が描きたかったテーマは全て彼女に託されているのです。
