クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#死刑に至る病 #アメリカン・サイコ #狼たちの墓標 と大量殺人の映画を3本続けて見たわけですが、三者三様でしたねえ。『病』は生々しい傷口描写がメインで流血は控えめ、『米サイコ』ではクリスチャン・ベールが派手に浴びる返り血が美しく… https://t.co/iUeelgoU09
2022年06月07日 20:15
『狼』では裏切り者どもが己の流した血の海に沈むのです 。←つまり自業自得
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusこれだけでそれぞれの映画の特徴を示してますね。『病』の自称殺人鬼は拷問好きのサディスト。犯罪が露見しないよう被害者を生かして返すつもりもないけれど、末永く嬲れるようになるべく長く生かしておきたい。死体になっちゃったらお荷物でしかないし、実は殺人自体にはあまり興味はないんだよね
2022年06月07日 20:15
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus『米サイコ』の主人公は「殺人を楽しみたい」と思っている人。より強い刺激を次々求める中で最後に行き着いたのが殺人なので、何とかして(でもスタイリッシュに)快楽を得ようと必死になっている。目指すはアメリカの有名な連続殺人犯達だけど、最近妄想と現実の境目があやふやになってきたかも…
2022年06月07日 20:15
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus『狼』では殺人は問題解決の手段です。裏社会なので。サツにも手を回してるからカタギにさえ手を出さなければ割とやりたい放題。のしあがるにも殺人、落とし前つけるにも殺人、手下がいたら皆殺し。そうしとかないと報復にくるからね。自分が生きるために敵を殺してるだけでそこに快楽は存在しない
2022年06月07日 20:15
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusというわけで一番真っ当なのは『狼の墓標』だと私は思いました。『スウィーニー・トッド』をも凌ぐ流血量だけど、裏社会の男同士のガチの勝負だからね。見てる側としては自分はほぼ無関係と思ってられるので他人事として消化できる。家族や恋人使った無理な泣かせシーンもないので清々しいもんです
2022年06月07日 20:15
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus『米サイコ』はこれもほんっとに妄想の世界なんだけど、それを逆手にとって派手に見せてるから面白いのね。『悪魔のいけにえ』を見た主人公が機会を狙ってチェーンソー取り出すのには笑います。これ、血糊と死体は多いけれど殺人シーンは見せないし。音とクリスチャンの演技で表現してるだけなのよ
2022年06月07日 20:15
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusそして全てを主人公一人で完結させてしまってるのがいい。映画ではたまたま物事が全て都合よく運んだのか、それとも現実ではなかったのか曖昧なままだから観客は好きな方を選べるし、最終的に彼には一種の罰が与えられてるので納得もできる。何か現代社会に対して警鐘を鳴らしてる風なのも心強い。
2022年06月07日 20:15
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusそれに比べると『病』はね、大の男が高校生を薬で眠らせて拉致して身動きできないようにしておいてから爪一枚ずつ剥ぐような真似してんじゃないよって思います。これ、拷問加えている最中の犯人の表情とか全然出てこないんですが、どうやっても絵にならなかったんでしょうね。卑怯でかっこ悪いもん
2022年06月07日 20:16