クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus
その殺人鬼をとっつかまえるため毎度過度な暴力に走る刑事がもう一人の主人公、ム・ジニョクチーム長。悲しい過去を背負って、全編ひたすら痛々しいです。ちなみに本当に痛がってるのは彼に殴られまくる人達ですが。 https://t.co/nLN5Rs4Z8j
2022年06月23日 19:56
彼の暴力性向というのは実は殺人鬼と一対をなしているんですよね。彼は容疑者や犯罪者だけじゃなく同僚や弟分まで「親愛の情を込めて」殴りますから。手加減はしてるんでしょうが、殴られる側が痛いのに変わりはないと思う。捨て鉢になって上司にまで殴りかかり、左遷＆降格された挙げ句が今の地位
2022年06月23日 19:56
最初は不満で反発しまくっていたセンター長（ヒロイン）が有能だと気づけば自分の態度を改める事のできる人でもあるので、実はきちんと論理のたてられる理性的な人物だという事が分かります。暴力は鬱憤のはけ口だと自分で理解しその上で暴走するタイプ。そうやって発散させなければ生きていけない
2022年06月23日 19:56
彼が女子どもには暴力を振るわないのは簡単に死んでしまう事を認識しているからでしょう。殴っても文句を言わない相手を選び、死なない程度に痛めつける。相当ヤバイ人物です。ただ彼は自分のそういう傾向を知っているから、「警察官」として「正しく」生きる事を歯止めとし、自制してるんですね。
2022年06月23日 19:56
チーム長、特殊部隊の出身なのか殺人ワザにも長けていて、悪党の巣窟に単身乗り込んだ時は相当数を斃してます。だからクライマックスで「お前とオレの何が違う」と問い詰められたりするんですが、全く動じない。無抵抗の相手を快楽のために殺すのと襲ってくる奴を返り討ちにするのでは話が違うので
2022年06月23日 19:56
このチーム長の人物造型がまた素晴らしくて。連続殺人犯に対抗するのに普通の人間もってきたんじゃ絶対負けますからね。常識を超えた所にいる相手に「普通」が太刀打ちできるはずがない。同じぐらい「普通」とかけ離れた人物じゃないと対抗なんかできるわけないんですよ。そこを納得させてくれる。
2022年06月23日 19:56
『ボイス～112の奇跡～』は最初から最後まで丹念に作り込まれたドラマで、伏線の張り方も回収も見事でした。主人公達と殺人鬼の対決を一つの軸にしつつ二話完結ぐらいで様々な事件を被害者に寄り添いながら解決していく見せ方も良かったです。そしてきちんと終わってくれたのが何より嬉しい。
2022年06月23日 19:56
