クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus#オフィサー・アンド・スパイ 冒頭、軍籍の「剥奪」が執行されるのだが、それが文字通りに軍服から「軍」に関する全てをはぎ取っていく行為なのだった。襟、肩、胸、腰ときて最後にズボンのラインまで引っぺがされたのを見た時にはドレフュスが気… https://t.co/kAdXN2c5uP
2022年07月04日 20:03
気の毒すぎると思えてしまったわ。
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus「ドレフュス事件」というのはその時代の本を読んでいると英米の推理小説にもよく引き合いに出されるている。意外な所で絵画の印象派に関する本でもゾラに触れられていると必ずといっていい程言及がある。そのたびに注釈を読んでは「ふ~ん」と思っていたのが今回ようやく全貌を知れた気がする。
2022年07月04日 20:53
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusこの映画では完全にユダヤ人差別が根っこにあってドレフュスが不当な扱いを受けた事になっている。その図式は大変分かりやすい。実の所ユダヤ人じゃなかったとしても、あのドレフュス像が本人に近いなら「堅物でとっつきにくくて面白くない」という理由で犯人にされた可能性もあるだろう。
2022年07月04日 20:53
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusそのくらい軍の調査はいい加減でデタラメだった。イニシャルDなら誰でもよかったんじゃないだろうか。問題はそれがデタラメな事を関係者が百も承知で糊塗しようとした事だ。一度下した判決だから、それを覆すのは軍の沽券に関わるというわけだ。そーゆーの、残念ながら現代の日本でもさんざん見てる
2022年07月04日 20:53
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus何も冤罪に限らない。「決まった事だから」と変えられない物事は日常にあふれてる。そして我々はそれに慣らされてしまっている。あまつさえ、最近ではそれに反対したり批判したりする事が「得にならない」から「よくない」という雰囲気さえある。大人しくしてれば自分に害はないからと。
2022年07月04日 20:53
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus100年前には主人公のピカールやゾラのように自分の身を犠牲にしても「正しい事」を貫くべきだと信じる人がいて、私が子どもの頃はそういう人々が(例え周囲に厄介者扱いされていても)かっこよくて物語の主役になってたものなのだが。そういう本を読んで育ってない世代にその精神性は理解されるのか
2022年07月04日 20:53
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus等と思って暗澹としてしまいましたね、私は。いえ、映画はとても面白いんですが、「それ、伝わるのか」と気になって。 ところでドレフュスが刑罰のために送られた悪魔島、見覚えあると思ったら「パピヨン」にも出てきたあの島ですよね。生きて帰ってこられて何よりです。
2022年07月04日 20:53
クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibusあ、ところで #バズ・ライトイヤー 見てたら「自分はレンジャー失格だ!」と思い詰めたバズが自分のスペーススーツからネームタグをバリっとひっぺがすシーンがありまして、見ていた私は「うん、剥奪♪」と一人でニヤニヤしておりました。
2022年07月04日 21:00