クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus
#炎の少女チャーリー 書き忘れてたんですけど、これ音楽をジョン・カーペンターと息子のコーディが担当してるんで、ホラーファンはおなじみのリズムにのって心地よく観賞できるんですよ。曲に身体を委ねてれば調子よく先に進んでいく感じ。おかげ… https://t.co/ZwfyJ1DrSS
2022年07月07日 14:41
おかげで内容が置き去りに…。映像も綺麗なのでね。
ちなみにジョン・カーペンター監督はキング作品の『クリスティーン』を映画化してますね♪
ちなみに原作はどっちかというとＳＦでございます。昔懐かしの超能力もの。ただその頃は「人体自然発火」という恐怖ネタがあったので、ホラー枠にも入ったのかな？ 今はパイロキネシス（発火能力）は『Ｘメン』のおかげですっかり有名になったけれど、当時は少なくとも日本では一般的じゃなかった
2022年07月07日 14:41
消火用のスプリンクラー装置も普及してない時代だし「何もない所からいきなり火が出る」というのはそれだけで結構な恐怖でした。撮影にも本物の火を使っていた時代ですから映画見る側もハラハラものだったわけですよ。人体に火がつくシーンって、あれ実際に防火措置を施した上で火つけてますからね
2022年07月07日 14:41
だけど今は炎の表現もCGで自由にできるようになっている。観客もそれを知ってるから見てても全然危険だと思わない。身に迫る恐さを感じなければホラーとしては失敗なんですよね。実際に恐ろしいのは燃え上がる火じゃなくてそこに発生する熱じゃないですか。人が近寄れない程の熱さ。焼かれる恐怖。
2022年07月07日 14:41
本作その辺が甘いというか追求しきってないというか。 サスペンスだけは音楽でカーペンター親子が盛り上げてくれるけど、それに任せっきりというのもどうかと。チャーリーの潜在能力について語る引退した博士役のカートウッド・スミス（『ロボコップ』のクラレンス』）が唯一恐怖を醸し出してた。
2022年07月07日 14:41
ただそれもその時限りで、最近の地球温暖化の加速はチャーリーが生まれたためとか、そういうトンデモ設定には繋がらないのでした。残念だったわよ、ちょっと期待したのに。まあそれだったら出演者にジェラード・バトラーとかジョン・デヴィッド・ワシントンとかが居て滅亡の危機に立ち向かってたか
2022年07月07日 14:41
ザック・エフロンだと娘を守る事はできても地球まではちょっと無理そうだもんね、筋肉量的に。ところでこのパパ、アンディ、彼の能力こそが原作の最も面白くかつ恐ろしい部分だったんですが、本作ではそれが生かせてないんですよ。クライマックスに持ってきて感動の引き金に使うには仕込みが甘い
2022年07月07日 14:41
悪役も偉そうに命令するだけで一体何がしたいのか分からない。いや、組織で出世したいというのは分かるんだけど、最終的にどこまで行くつもりなのか、そこまで辿り着いて「何がしたいのか」サッパリなんだよね、女性だから。男だったら分かるわよ、支配者層のやる事って決まってるから。でも女は？
2022年07月07日 14:41
大統領になって敵国をつぶしたいの？ チャーリーを秘密兵器にして、核を上回る抑止力にしたい？ で、どうなるの？ どうもそこまで考えてないようなんですね、彼女。目の前のチャンスに飛びついてものにしようとしてるだけ。そこが恐ろしいっちゃ恐ろしいんだけど、ホラーの恐怖とは違うような…
2022年07月07日 14:41
いえ、私がトイレに行ってる間に彼女が悪の帝国を築く野望をぶちあげてたかもしれませんが。この日は腸内細菌一掃して間もない頃だったのでおなかの調子がよくなくて我慢できなかったんですよ。たぶんそれであまり集中して見られなかったのかもしれない。まあそれはそれとして物足りなかったのよね
2022年07月07日 14:41
やはりこの作品も『TGM』のせいでワリを食った一本でしょう。全体として見ると、一人の少女が父親から学びつつ怒りの制御の方法を身につけ、喪失の悲しみを癒し人を赦す事を覚えるという、まことに立派な成長物語なのです。いやそれでいいじゃん、何を期待してたんだ私は。ーー底知れぬ恐怖だよ！
2022年07月07日 14:41
