クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus
#マリー・ミー WOWOW観賞。 見てるといつのまにか口角が上に上がりっぱなしの目尻は下がりっぱなしになるという、「なんてことはないのにただ幸福」になる映画でした♪ 紹介して下さったチープさん、ありがとう！ https://t.co/vvBTaLuBzr
2022年12月25日 14:41
こう、じわじわっと心に嬉しさとか楽しさとか喜びといったものが染み渡ってくる状態って、なんて表現すればいいんだろうね？ 主人公達はどちらも結婚に破れた中年なのでぱーっと燃え上がるような激烈な恋にはならない。さりとてヒロインが超セレブだから静かに愛を育むという雰囲気でもない。
2022年12月25日 14:41
やっぱりジェニファー・ロペスが上手いんだろうな。海千山千の歌姫なのに心の中は純情で、「幸せな結婚」に憧れているってキャラ、彼女にしかできないわ。世間知らずな感じを「無知」ではなく「無垢」にもっていく離れ業よ。ステージで妖艶に振る舞っているのと同じ顔でそれができちゃう。すごいわ
2022年12月25日 14:41
お相手はオーウェン・ウィルソン。数学教師で生き甲斐は娘と数学クラブの、素朴というよりこれと決めたもの以外にはよそ見をしない人の役。彼が美男だというのは周囲の目には映らないことになってます。まあ若い頃に比べたら草臥れてはいるけどさ、でも中年でも充分ハンサムなのになぜモテないの？
2022年12月25日 14:41
その理由は一言、娘ちゃん曰く「ウザい」から。 これ、ライアン・レイノルズお得意のキャラもそういう設定多いけれど、ハリウッドにおける男性の「ウザい」は「口数が多い」のとほぼ同義語だと思われます。ただお喋りなんじゃなくて、小さな声でくどくどぼそぼそいつまでも喋り続ける感じ。
2022年12月25日 14:41
その理由は一言、娘ちゃん曰く「ウザい」から。 これ、ライアン・レイノルズお得意のキャラもそういう設定多いけれど、ハリウッドにおける男性の「ウザい」は「口数が多い」のとほぼ同義語だと思われます。ただお喋りなんじゃなくて、小さな声でくどくどぼそぼそいつまでも喋り続ける感じ。
2022年12月25日 14:41
本人は相手の事を心配してできる限りの忠告を与え続けているつもりなんだけど、聞く方にしてみれば「耳タコ。前にも聞いた。同じ事繰り返してる。声小さくて半分しか聞き取れないけど聞き返すと調子にのりそう。音量はともかく五月蠅い。切れ目がないから息もつけない」あたりが「ウザい」のです。
2022年12月25日 14:41
そんな男（オーウェンの方よ。ライアンより多少マシ）のどこにジェイローは惹かれたのか？ ちょっと謎。 ま、彼と知り合って新鮮で楽しい体験ができたというのは大きいですね。また、常に付き人がいたため一人では何もできない彼女に自分でやってみる事を促した。たぶんここがポイントですね。
2022年12月25日 14:41
自分で何一つできないって、精神的には子どもって事ですよ。いつも周囲に甘やかされてた彼女にそこから脱却し、独り立ちするよう勧めたのが彼なんです。そこに彼が教師であるという設定が生きてくるんだな。幼い者を育て、厳しい社会で生きていく術を身につけさせるのが彼の仕事、天職だから。
2022年12月25日 14:41
彼女は自分を大人として尊重して扱ってくれる男性に初めて出会い、そして彼に恋をする。 これ、昔ながらの王道恋愛映画のパターンだわ。 でもこれ、ヒロインが年若い女性だったらたぶん今は作れないですよね。パターン自体が飽きられてて陳腐に思えるし彼女が学生だったら犯罪になりかねないもん。
2022年12月25日 14:41
それをさ、ジェニファー・ロペスだからできたんだよね。外見は立派な大人だけど心は少女というキャラを嫌みも不自然さもなく成立させちゃった。枝葉とっぱらったら昔ながらのロマコメを新しいものとして見せちゃった。しかも楽しく、面白い！ 改めて彼女の才能に舌を巻いた作品でした。
2022年12月25日 14:41
