#ダンジョンズ見た 評判の良い吹替も見たんですよ♪ わはは、端的に言って最高でした♪ 私の目当ての森川さんは「死体」の役なのに彼にあったであろう人生を振り返り指揮官としての気概と道半ばで戦死した慚愧を共に表現するという最高の演技! たぶんあの人生、マーヴェリックのものだね♪
 
『RRR』ファンが軒並み転ぶレゲ=ジャン・ペイジのゼンク役は中村悠一。もう、一言喋るたんびに「ブチャラティ!」と叫びたくなるとっておきの美声でゼンクの魅力を後押し! もうエドガンなんてほっておいてアナタがパーティーを率いてちょうだいと哀訴したくなるほど! 最高! 
 
しかし物語の主人公は飽くまでエドガン。クリス・パインを演じるには武内駿輔若すぎない? って思ってたんですが、フタをあけてみればピッタリ! 若さを軽薄さに上手く変換させてエドガンのダメな部分を笑いに導くクリスのコミカルな演技を見事に日本語で再現してくれました。 
 
甲斐田裕子様、あの、つい最近ワンダーウーマンのダイアナ役でお耳にかかったばっかりだったんですけど、今度はホルガですか、ミシェル・ロドリゲス姉貴の……どちらにしてもお強いですね! 今回も惚れ惚れ致しました。元カレとの会話にはじーんとしましたよ(しばいたれ!) 
 
吹替版、近場では早朝回ばっかりだったから午後の上映探してわざわざ新宿まで見に行ったんだけど、これがあんまりにもおかしかったのでじゃあもう一回字幕で見るかと思ったら、明日からの編成では今度吹替ばかりになっちゃって、字幕を見るためにはまた上京しなけりゃいけなそう 
 
確かに吹替の方が物語りを把握しやすいと思う。この映画、登場人物達が多くてちょこまか動いたり大慌てで逃げ出したりするシーンが多いので、字幕読んでるとその辺の観察がおろそかになって内容理解を妨げるのよね。ゼンク以外はしょーもない事喋ってるシーンも多くて、その面白さは吹替の方が伝わるし 
 
吹替でもいいから見やすい時間帯に細々とでも上映を続けてくれれば、ゼンクのファンになったインド映画ファン達がきっと友達を連れて何度も見に行ってくれて、息の長いヒットにつながるかもしれません。 と言いつつ私は次は字幕で見たいんだが……。
 
大事なお方を忘れていた。ヒュー・グラント担当の森田順平さん。この方はヒューお得意のカンにさわる演技をお声の甲高さで随意に表現できるテクニックの持ち主。今回もそれを遺憾なく発揮して、最高で最低のヒュー・グラント(フォージ)を楽しそうに演じてましたわ♪