クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus
#バンバン！ を見ている時は、ともすればあのリティクsir の希有な瞳をどのように表現すればよいだろうと考えている。アンバーと言うにはあまりにも淡く、グレイと呼ぶのにはニュアンスがありすぎ、ヘーゼルと称するには輝きの強すぎるあの瞳。ラムネのガラス瓶を陽に透かしたような、色のある透明。
2023年04月14日 01:26
見たままを描写するなら、中心から放射状にベージュが広がってブルーグレーに溶け込み、周縁部が時としてモスグリーンにも見える透明度の高い瞳、だろうか。黒とか茶とか碧とか緑とか、決して一文字では表せない。光線の加減によってめまぐるしくその色を変える様はあたかもダイヤモンドの如く美しい
2023年04月14日 01:26
だからといって「まるで宝石」とか「あたかもダイヤモンド」と表するのは、一度は使えたとしても次からは陳腐になる。だってあまりに芸がない。例えリティクsir の瞳のきらめきがダイヤの輝きそのままだったとしても、毎度同じ表現を使うわけにはいかない。ここはリハビリを兼ねてもう少し考えて見よう
2023年04月14日 01:26
#バンバン！ を最初に見た時、リティクsir の目の輝きはレーザー光線のようだと思った。レーザーに使われる宝石はルビーにサファイア、つまりコランダム。コランダムは含有物により様々な発色をするのでリティクsir の目の色にはぴったりだけど「その瞳はあたかもコランダム」と言ってもほぼ通じない
2023年04月14日 02:06
レーザーにはガラスも使われるのだけど、瞳とガラスの相性はあまりよくない。美しさよりも透明性が重視され、ガラスそのものよりも透過させる性質により「うつろ」だとか、反射性により「鏡」だとか、そっちの方ばかりが使われるから。古代ではガラスは玻璃と呼ばれ宝石同様の待遇だったのに。
2023年04月14日 02:06
リティクsir の瞳を「玻璃の如し」と称するのはやぶさかではないが、時代劇ならともかく #バンバン！ では合わない気がする。そんな古風なたたずまい、全然ないから。でも現代のガラス＝窓の透明度とはまた違うし。かつて工房を出てから誰の目にも触れることのなかった工芸品の様とか言ってもなあ…
2023年04月14日 02:06
あの見るたびに色合いを変えるリティクsir の瞳は生きている美しさそのものなのよね。だとするとカワセミの羽の様と言ってもいいかもしれない。彼の瞳は構造色。玉虫の厨子のように永遠に褪せぬ色。日本人にしか分からないか。孔雀の羽だと、ピーコックには別の意味もあるからちょっと……だな。
2023年04月14日 02:06
あの刻々と様相を変える瞳は自然現象で著すのがいいかもしれない。たとえば摩周湖とか支笏湖とか……道民にしか分からないか。まあとにかく、とても透明度の高い湖が空を映している様子。その日の天気がふと悲しい事を思い出して陰りを帯びたけれど、太陽の輝きは損なわず照らし続ける、とか何とか
2023年04月14日 02:06
#バンバン！ のリティクsir、ラージヴィールの瞳の輝きは彼が盗んだコヒヌールそのもの。イギリスに奪われたダイヤよりも、母国インドのために身を挺する彼こそが国に属する宝。彼は不屈、彼は不滅。何故なら彼は本物だから。彼の放つ輝きは敵対する者を焼き滅ぼす。愛しいひとを救いつつ……。
2023年04月14日 02:06
まあリハビリ中ってことで。しかし「瞳」は古今東西あらゆる国と言語で褒め称える技術が培われてきたと思うんだけど、「睫毛」はそこまでいかないよね……。チャランの睫毛褒め称えたくても、前例が少ないから厳しいよね。「長い」「濃い」「自然にカールしてる」以外に何かあるかな……。
2023年04月14日 02:09
