クリス・スネイク・プリスケン@paxomnibus
タラクアンナもチャランガルもラージャマウリ監督とワリと早い内に関われて幸運だったと思う。何故って監督、彼らの真の美しさがどこにあるか最初から見抜いて映画撮ってるもん。『マガディーラ』冒頭で見せるバイラヴァの切ない顔。『Yevadu』のキメ顔総攻撃もあの表情一つにかなわない。
2023年06月09日 16:30
チャランガルには強さの底に押し込めた脆さがある。その儚さがふと顔を見せる時、表情が歪む一瞬前、その時こそ彼の美が最も輝く。タラクアンナは逆で、普段人間臭い表情をふりまいてる彼がその一切を捨てた時、神に匹敵する地位を得る。『シンハドリ』でも『ヤマドンガ』その時が最も輝いていた
2023年06月09日 16:30
仏教的な悟りとか無我の境地とは違ってヒンドゥーの神の分身みたいな存在なので無私無欲でもないのだけど、衆生のために善行を施すのが己の努め、みたいな雰囲気を身に纏う時、タラクアンナは美しい。その善行には状況次第で暴力も含まれるけれど、人でありながら人ならぬ者を演じられるのが彼だ
2023年06月09日 16:30
その二人の本質をそのまま物語に取り入れた『RRR』が抜きんでて見応えがあるのは当然なのだろう。映画には彼ら二人の人間的魅力がたっぷりと反映されているから。キメ顔だけのラーマ、登場シーンで裸体に照れてギャグをかますビームだったりしたら観客はこんなにも熱中しないだろう。創造神に感謝
2023年06月09日 16:30
チャランガルのキメ顔はそれはそれは美しいが、やはり映画にはもうちょっと何か深みも欲しいのである。そういう意味で『ランガスタラム』には期待が膨らむ。予告で見る彼がとても生き生きしているから。濃い髭で美貌を隠しても、あふれるほどの人間的魅力が伝わって来る。という訳で早く見たいぞ
2023年06月09日 16:30
