7月の読書メーター
読んだ本の数:16
読んだページ数:2201
ナイス数:33

韓国時代劇にとことんハマる!歴史と人物の真実韓国時代劇にとことんハマる!歴史と人物の真実感想
韓国ドラマを元にその歴史をたどる本。現在見ている『チュモン』から紹介されているのが有り難い。口絵に古朝鮮・三国時代、南北国(統一新羅)時代、高麗時代、朝鮮時代それぞれの地図があって、思わず「これが見たかったのよ~!」と叫んでしまった。ドラマ見るだけでは全然距離感がつかめないのでどこでも歩いて3分にしか思えなかったが、実は広かったのだなと。時代によって国の大きさが違ってて、南北国時代など渤海も含めるとかなり中国大陸に食い込んで描かれてるのが面白い。それで今でも吉林省延辺に朝鮮族がたくさん住んでいるのね。
読了日:07月03日 著者:河村啓介


となりの国がよくわかるなるほど韓国おもしろBOOK〈1〉朝鮮半島の歴史 古代から朝鮮王朝までとなりの国がよくわかるなるほど韓国おもしろBOOK〈1〉朝鮮半島の歴史 古代から朝鮮王朝まで感想
小学校の教科書みたいな感じで韓国という国の成り立ちを基本から勉強できる。写真も豊富で分かり易い。朝鮮通信史の経路が分かったのはありがたかった。ドラマ『華政』で見て知りたいと思っていたので(かなりフィクション入ってるな、あれは)。また「牢獄につながれていた李舜臣が再び水軍の大将に任命された時残された戦力が僅か12隻の小舟だった」という記述はそのまんま映画『バトル・オーシャン 海上決戦』の幕開けだった(こっちはフィクションじゃなかったのね)。しかし小学生向きとはいえ何かと「頑張る」でスルーしているのは頂けない
読了日:07月12日 著者:康 煕奉


知れば知るほど面白い 古代韓国の歴史と英雄 (じっぴコンパクト新書)知れば知るほど面白い 古代韓国の歴史と英雄 (じっぴコンパクト新書)感想
新版の広告を見たので図書館でリクエスト。こちらは2011年に書かれたものなのなので最新のドラマが入っていない。新版に加わったのが『花朗』『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』『麗<レイ>』『奇皇后』といずれも夢中になった見た作品なのでそっちも読まねばらなない。その他『輝くか、狂うか』『シンイー信義ー』『武神』が新たに加わった項目のようだ。ドラマの話題は古くても内容は分かりやすく、今見ている『朱蒙』の時代から『善徳女王』までの歴史をざっと追えるので助かる。大陸の一部で国を作り維持する事の大変さがよく分かった。
読了日:07月13日 著者:康 熙奉


古代朝鮮を動かした英雄と女たち (青春文庫)古代朝鮮を動かした英雄と女たち (青春文庫)感想
『善徳女王』では同じ伽耶人と言いつつ金官伽耶と大伽耶は別の王国だったのが不思議だったのだが、始祖伝説に6個の金の卵が亀旨峰(クジボン)から生まれた王がそれぞれ国をもったとあり、納得。亀の意匠がしるしなのもそれだろう。また「鶏林」はやはり卵生神話を持つ新羅が鶏をトーテムとして崇拝してつけた雅号だそうだ。『花朗』の「源花」は青年貴族達の集会長で祭りのリーダー的役割を担う巫女的存在で、男性を集めるために美女が選ばれたのだそうだ。ミシルの一族は大元神統といい”色”で王に仕えたとはドラマにも出てきたが、真偽は不明
読了日:07月29日 著者:

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韓国時代劇歴史ガイド 女たちの「大奥」朝鮮王朝編 (双葉社スーパームック)韓国時代劇歴史ガイド 女たちの「大奥」朝鮮王朝編 (双葉社スーパームック)感想
サブタイトルにあるように「朝鮮王朝編」ではあるが現在放送中の『奇皇后』のページもあるのが嬉しい。2014年の本だが割と最近見た『王女の男』が詳しく紹介されていてふむふむと肯きながら読んだ。現存する朝鮮五王宮や当時の服装を紹介するページもあって興味深い。他ではあまり出てこないファワン王女(『イ・サン』)のページがあったのが有り難かった。目下二回目視聴中の『華政』や先日終了した『ポッサム』に出てきたキム・ゲシが三大悪女の次ぐらいの悪女とされているのに納得。ドラマだけでは計り知れない興味深い人物なのだと思う。


韓国ドラマで学ぶ韓国の歴史 2016年版 (キネマ旬報ムック)韓国ドラマで学ぶ韓国の歴史 2016年版 (キネマ旬報ムック)感想
直前に読んだ『韓国時代劇にとことんハマる!』で紹介されているドラマが少々古くて知らないものが多かったのだが、本書でそのほとんどが紹介されていたので有り難かった。古朝鮮~統一新羅、渤海、高麗までが比較的詳しく書かれていていろいろ納得。また丁度『華政』の頃だったので光海君についてもかなりページを割いている。さらにチョン・ドジョン関連で高麗から朝鮮へ国が変わった頃の事も多く書かれていて目下『私の国』を視聴中の身としては大変助かったのであった。チャン・ヒョクのバンウォンはここでも狂気に満ちております。
読了日:07月05日 著者:

 

韓国ドラマで学ぶ韓国の歴史 2019年版 (キネ旬ムック)韓国ドラマで学ぶ韓国の歴史 2019年版 (キネ旬ムック)感想
この年代になると大きく取り上げられている当時の新作ドラマをほとんど見ているので何かと楽しい。『七日の王妃』など現在NHKBSで放送中である。おかげで前回の光海君に続き燕山君を演じた俳優特集があってニマニマ。また以前何の気なしに見ていた『麗』が高麗建国当時のことだったと改めて分かって驚く。いや、確かにそういう描写はあったけどさ、もっとフィクションに近いのかと思ってたのよ。そうじゃなかったのね~。高麗といえば『王は愛する』もそうで、本作で「貢女」を知って、その後『奇皇后』を見た際に理解が早くて助かったのだった
読了日:07月05日 著者:
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