おはようございます。

ニールです。

 

 

今回はライティングについてのコツを

ご紹介したいと思います。

 

今回紹介するコツを使えば

あなたは、ライティングに対する

苦手意識をなくすことができるでしょう。

 

そうすることによって、

ライティングが楽しくなり、

あなたの英語力はぐんぐん伸びて生きます。

 

 

逆に、このコツを知らなければ、

あなたはいつまでたっても

ライティングに対しての苦手意識が抜けず、

「書く」という作業が

うまくできないままになってしまいます。

 

 

ライティングのコツ

文章を単純化する

ということです。

 

 

あなたが英語で文章を書けないのは、

日本語の言い回しにこだわっているからではないでしょうか?

 

 

英文を書くとき、

英語に慣れていないうちは、

頭のなかで「言いたいこと」を日本語で

考えることと思います。

 

その際に頭に浮かぶのは、

普段から使っている日本語の言い回しではないでしょうか?

 

 

例えば

「あいつにまんまと一杯食わされた!」

という日本語が浮かんできたとします。

 

多くの人が陥りがちなのが、

これを忠実に英語に訳そうとすることです。

 

その結果、日本語の言い回しに振り回され、

筆が止まってしまうことが多々あります。

 

この1文で考えると、

「あいつ」の英語は?

「まんまと」は英語でどういえばいいのだろう?

「一杯食わされる」って英語でどう書くの?

といったことをゴチャゴチャ考えはじめます。

 

しかし、

「あいつ」や「まんまと」「一杯食わされる」

といった日本語にぴったりな英語は、

英語の達人でもそう簡単に見つけられません。

 

「頭に思い浮かんだ日本語を、

そのまま英語に置き換える」

という発想では、

いつまでたっても英語が書けるようになりません。

 

どこでまずやらなければならないのが、

頭に浮かんだ日本語を単純化することです。

 

例えば、

先ほどの「あいつにまんまと一杯食わされた」

という一文は、

「彼にだまされた」

と単純化することができます。

 

 

ライティングでは、

日本語の言い回しを忠実に

訳そうと思わないでください。

 

それを最低限、意味の通じる

日本語に単純化していくのです。

 

それがライティング力アップのための第一歩となります。

 

でも単純化したらそこで終わり

ということではありません。

ここからがスタートです。

 

 

この単純化された日本語を

英語に置き換えなければなりません。

その際に用いる英語も徹底的に

単純化する必要があります。

 

 

ライティングとスピーキングの

基本的な技能は一緒ですから、

 

ライティングもスピーキング同様

「シンプルパターン」なのです。

 

そこで、この1文は「SVO」の文型を使って、

He deceived me」とします。

 

 

英語を書く際に注意したいのが、

自分の手持ちのシンプルパターンの

範囲内でしか表現しない。

ということ。

 

 

気の利いた言い回しよりも、

「伝わること」が大事。

 

文章は相手に伝わってこそ意味があります。

難しい言葉や気の利いた言い回しでかっこつけるよりも、

シンプルパターンを使ってすっきりまとめることのほうが、

最初の段階では大切なのです。

 

「小学生にもわかるように話す」

が単純化のコツ!

 

ライティング力を高めるには、

主に次の3つが土台になります。

①日本語を単純化する能力を高める

②英語のシンプルパターンを増やす

③単語、熟語、フレーズを増やす

 

 

ではここで例題を2つあげておきます。

 

 

例題

1.

原文:去年、彼が書いた本はあまり人気を博していない。

単純化:去年、彼は本を書いた。その本はあまり人気がない。

英語化:He wrote a book last year. It is not very popular.

 

原文:トムは日本語に飽き足らず、中国語にも手を伸ばしている。

単純化:トムは日本語だけでなく、中国語も勉強している。

英語化:Tom studies not only Japanese but also Chinese.

 

 

どうでしたか?

 

うまく単純化でき、英語に変換することができましたか?

 

どんどんあなたの考えた文章で練習してみてください。