「ごはん大好き!」 ~ NEO ~-・・・キ・・・コ・・・エ・・・ル・・・




  

   この木が もっともっと 大きな木だったころ


   りっぱな枝や つやつやした葉っぱが


   たくさん ついていたころ



   風に 揺れながら


   まいにち変わる空の色や 流れてゆく きれぎれの雲を


   見ながら どんなことを 思っていたんだろう 



   小躍りしてよろこんでいるひとや かなしい顔のひとを


   見守りながら なにを ねがっていたんだろう



   枝にとまった小鳥たちの ハミングを聴いたり


   雨や雪の日 つめたく濡れないように温めて あげたり


   リスたちの かけっこ ながめたり していたんだろうか  

   



   じっとしていると 大きかったころの木の 想いが


   ボクの手の先のひふを トントン 小さく たたいて 


   ほんの少しだけど つたわってくる 感じがする



   「 時間が さらさら ながれてゆく 春夏秋冬


   きみはきみの 思うように 前に向かってすすむがいい


   きみのココロの中の ほんとのことは きみしか しらない 」




   大きかった木は ぼくとつで ホルンの音のような 声をしている  


   

   



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