また あした夕暮れに ときどき小走りな 影がふたつ ありふれたワンコ と ありふれたワンコママの ちょっとはしゃいでいる影 とくべつなことは なにもなく 昨日と同じ今日 なにもないけれど 洗いたてのコットンのような手触りの こんな1日が またあした といって暮れてゆくことに こころの体温が ひとめもり上がる 知ってか知らずか ネオくん急に振り返り じーっと こちらを見てた