ボクは じぶんで いうのもなんだけど
かなり がまんづよい方だと おもう
ママくんが 朝からパソコンとあそんんでばっかりで
ボクと あそんで くれなくても じっと待つんだ
ときどき 足もとに行って そろそろ ボクと あそんでほしいなと
じーっと見て 目で うったえる
それでも まだ パソコンとあそんでるときは
いいかげんにして ほしいなーと おもいながら
とりあえず おもちゃを はこぶ
イスに座っている ママくんのまわりを
おもちゃが ぐる～り かこんで しばらく 待っても まだだめ
しかたがないから ちょっと お昼寝する
うとうと うとうとのボクは パソコンのパチパチの音でめざめる
がまんづよいボクも いいかげんに ボクと あそんでよ！と
ママくんのせなかに とつげきして ガリガリ ガリガリ
もう少し もう少し待ってね といいながら ちっとも 少しじゃないから
マウスを 持とうとする ママくんの右手に ねこパンチ！
ボクに 気づかれないように そおーっと うごかした右手に
またまた ねこパンチ パンチ パンチ！！！
「しょうがないなー」と やっと パソコンのイスから立ち上がるママくん
しょうがないのは ママくんのほうだと ボクはおもうけど
この 「しょうがないなー」は
「いいよ、わかったよ あそぼ」のことだから
ボクはあたまのなかで うほほーい！ と 小躍りをはじめる
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