おとといの午後 ラブちゃんの オカサンに会った
にこにこ やさしい笑顔で ボクに近づいてきて
「 いっぱい かわいがって もらうんだよ
いっぱい 散歩 つれてって もらうんだよ
いなくなったら もう したくても なんにもできないから 」
そう 言いながら ボクの背中を ナデナデ ナデナデ してくれた
5月の連休明けの 朝に
ラブちゃんが 虹の橋へ いっちゃったこと
風のうわさで 聞いていたけど
ラブちゃんの オカサンから
聞いたのは はじめてだった
あれから 5ヶ月の月日が流れて
すこしづつ こころの中の ラブちゃんを
だれかに話しても だいじょうぶに なったんだね
だって もう 雪解けのころの陽ざしみたいに いい笑顔だったもん
ときどき道で会っても
ちょっと あいさつするだけだった 5月からの日々
ラブちゃんと しばらくは会えなくなったことは ・・・
ものすごく たまらなく なにもかも いやになるくらい
悲しいけど ・・・
ラブちゃん 信じられないくらい かんばったからね
ラブちゃんのオカサンが 元気になったのを
いちばん よろこんでいるのは 空から見ている ラブちゃんだよね
** このお話は2010年 7月14日 「夏の空、となりのラブ」
と
2010年11月18日 「紅葉の木々、となりのラブ」
の続きです **