しずかな朝 めざめたとき
ひんやりした 空気が
ボクに おはよう いい1日になるといいね という
ボクは おはよう きっといい1日にするさ という
秋の葉っぱが まいあがっている散歩の途中
遠くにいるともだちのこと
駅前のパン屋さんのオジサンのこと
とおりすがりの 知らないひとたちのこと
いろんなひとの顔が つぎつぎに浮かんでくる
みんなの ところに あたらしい秋が来て
みんなの ところに あたらしい風が吹いて
みんなの ココロのドアを 清らかにノックする
あたらしい秋の ごあいさつ
とつぜんの風に 耳がビヨーンと
飛ばされそうになったけれど
なぜか ボクは 勇敢なきもちに なった
葉っぱたちと ホンキの追いかけっこ
なんども なんども くりかえしたら
つかれきって ひとやすみ
帰り道で ちょっと くつろぎながら
ココロを 落ち着かせる
それから ・・・
秋の風に
願いごとを ひとつだけ したんだ