昔はさー!
太っている人を、素敵だと思っていたんだよ


ふくよか、とか、恰幅(かっぷく)が良いなんて言われてたんだよ



えー?って言うけどさ


神社に行ったら必ずいる福の神は、
どんな体型してる?


大黒様とか、恵比寿様とかはさー


太っててさー

いや、ふくよかでさ

幸せそうな優しい笑顔で迎えてくれるでしょ?



昔話とかに出てくる貧乏神は、どんな体型してる?

ガリガリに痩せてて、目の下クマ
苛立ったギスギスした顔だよね?





流行なんだよ


その時代の民衆の憧れの偶像が祭られているんだ



現代みたいな生活が憧れだった

金属片や、紙切れや、機械の中の数字で、食べたい物と直ぐに交換できるような生活は

想像すら出来なかったんだよ


働いても、働いても、天災や戦で

作物は不作、その上、領主に搾取される



若者は戦地に連れ去られ、
娘達は、花街に売られていく

年寄りは、口減らしのために、山に捨てられる


作っても作っても、自分の口には入らない


お腹いっぱい食べられる生活が憧れだったから

福の神は、ふくよか、なんだ



ギスギスに痩せていて
太るから、アレも食べれない、
コレは食べちゃダメ!
なんて、必死に頑張って


流行に乗る為に断食‼️
貧乏神体型になって、貧乏神っぽい顔付きになる



栄養失調、子宮や、卵巣も、
成長不良になっちゃうよね?


昔から、子供は、子宝とか言われてた

動物にとって、1番大切な子孫繁栄


不妊治療が必要になった原因は、
どこにあるんだろう?






貧乏神っぽい体型になると、宝は手に入らない


そんな言葉が、突然降りてきたから、その事を
一生懸命考えて、なんとなく辿り着いた感じのお話


何が正しいかなんて話じゃない


身体機能を、しっかり維持する事が
1番大切だと思うんだよね