私は発酵した食品は、
健康のため良い、
とすすめています。
しかし、
チーズやヨーグルトは、
積極的に摂るのは控えるように、
お伝えしています。
その理由は、
カゼインタンパク質の量に
問題があるからです
カゼインタンパク質とは、
接着剤に使われる糊様物質の、
にかわと同じ類のタンパク質です。
これが人間の体に入ると
炎症を促進する
ことが判明しています。
牛乳のタンパク質は、
ほとんどがこのカゼインタンパク質。
チーズ、ヨーグルトをお勧めしないのは、
このカゼインタンパク質の濃度が
濃いからです
チーズは、
寝かせれば寝かせるほど、
カゼインタンパク質が倍々に増える食品です。
つまり、
よく寝かせた、
質の良いと言われるチーズほど
カゼインは増え、
にかわ様物質は増えるので
体にとっては良くない、
ということです。
寝かせれば寝かせるほど
熟成されて美味しいんですけどね
ヨーグルトも、
牛乳よりカゼインがはるかに多い。
そのため良くありません。
カゼインタンパク質以外に
問題はまだあると、
ファスティング療法の第一人者、
鶴見隆史先生は以下のように述べています。
カゼインタンパク質がIGF-1というファクターを保持していることです。
このIGF-1というホルモン様成長因子は成長ホルモンを無尽蔵に繁殖させる物質です。
成長ホルモンは少しだけ出る分はまったく問題ありませんが、無尽蔵に排出すると発がんにつながります。
この発がん性は、全米の医学界、栄養学界、製造業界を震撼とさせたベストセラー『チャイナ・スタディ』(邦訳名・『葬られた「第二のマクガバン報告」』)の著者、T・コリン・キャンベル博士の実験でも証明されています。
ネズミを使った、
博士の実験はこうです。
まず、多くのネズミに
アフラトキシン(発がん物質)を与え、
がんを作っておきます。
そのネズミに2通りの餌を与えます。
一方は発がん物質のアフラトキシンがたっぷりで、カゼインタンパク質は極めて少ないエサの群れです。
もう一方の群れにはアフラトキシンを少なくし、カゼインタンパク質が20%と多いエサを与えたのです。
その結果、発がん物質のアフラトキシンたっぷり、カゼインタンパク質少なめの群れのがん転移は超微量で、カゼインタンパク質が20%と多い群れは、非常にがんが転移したのです。
こうした実験の結果、
カゼインタンパク質は、ガンの促進物質であることがわかったのです。私がチーズやヨーグルトをがんの患者さんから遠ざけるのはこうした理由からなのです。
参照:断食でがんは治る 鶴見隆史著
こういった理由からと、
その他の理由もあり、
私どもはチーズやヨーグルトは
嗜好品として扱っており、
お客さまには推奨してはおりません
鶴見隆史医師は以前、
セミナーでお会いした時、
乳製品のヨーグルトではなく
豆乳でできている豆乳ヨーグルト
「豆乳グルト、
あれは良いね!」
と絶賛しておりました。
そういうわけで、
私の中でヨーグルトといえば
豆乳グルトですね
チーズ、乳製品のヨーグルトが、
どうしてもあの味が好き!
という方はお任せします
美味しいですよね
知っています
でも、ほどほどにどうぞ
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※ともに、オンライン講座・対面講座、開講しています。