ファスティング効果を証明する事件。
それは、
1968年(昭和43年)夏に九州、福岡県を
中心に起きた「カネミ油症事件」は、
食の安全神話を根底から揺るがす、
国内最大級の食品公害事件でした。
「カネミライスオイル」という食用油(米ぬか油)の製造過程で、脱臭のために熱媒体として使用されていたPCB(ポリ塩化ビフェニル)が、
配管作業ミスで配管部から漏れて混入し、
これが加熱されてダイオキシンに変化したというもの。
このダイオキシンを油を通して摂取した人々に、顔面などへの色素沈着や塩素挫瘡(クロルアクネ)など肌の異常、頭痛、手足のしびれ、肝機能障害などを引き起こした。
また、妊娠中に油を摂取した患者からは、
皮膚に色素が沈着した状態の赤ちゃんが生まれた。
胎盤を通してだけでなく、
母乳を通じて新生児の皮膚が黒くなったケースもあった。
この「黒い赤ちゃん」は社会に衝撃を与え、事件の象徴となった。
日本全国で約1万4,000人が被害を訴えた。
政府は大学と協力してあらゆる治療をしたが、
効果はなかった。
それから一年半後、厚生省が
「PCB中毒症は薬物療法では治療困難である」
と発表した。
この一年間に九州大学で必死の研究を行ったが
効果はなかったために、この発表が行われたのである。
断食指導者である今村基雄氏は、この難病に、
九大の許可を得て敢然と取り組んだ。
その結果、
昭和46年7月、
第1回の9人の症例報告には大きな反響が、
翌47年4月、
第2回は20名の症例がの阪大での発表。
その数日後には九大油症研究班が
「絶食療法をPCB中毒の治療法として正式採用する」
と発表した。
あらゆる治療を行ったが、
唯一効果を発揮したのが断食だったのである。
改善率は、
神経障害では95.6%
皮膚障害では83.0%
と驚異的だった。
当時の新聞の見出しで、
「PCB中毒 断食療法で体外へ ほぼ9割に効果」
と、大々的に掲載。
あらゆる現代的な療法が失敗したのに、
なぜ断食が奏効したのか。
そのメカニズムを今村基雄氏は説明する。
「PCBが体内に入ると
体脂肪と固く結合して、
どんな薬を使っても
体外には排出されない。
ところが絶食すれば、
まず体脂肪が燃焼するので、
脂肪組織と結合していたPCBが遊離して
血流中に出て肝臓を通り体外に排出される。」
今ではファスティング(断食)が
有害物質の体外排出に効果を発揮する
のは当たり前になった。
ファスティングを行うと体は脂肪を燃焼しようとする。
有害物質は脂肪に蓄積されているから、脂肪が燃焼すると同時に体外へ排出されていく。
現代に置き換えて考えてみると、
現代人は有害物質を多く滞留させている。
水銀、ヒ素、鉛、アルミニウム、ベリリウム、カドミウム…さまざまだ。
私はそんなの溜まってないよ~^^;
という人は、毛髪ミネラル検査をやると明らかだ。
今まで多くの方に検査をしていただいているが、食習慣・生活習慣を気に掛けている人でも溜まっていた、何かしら溜まっている。
疑う人は、毛髪ミネラル検査をやってみるといい。
だから、脂肪が気になっている人は溜め込まずに早い時期に出したほうがいい。
つまり、ダイエットで減量ではなく、デトックスができる「ファスティング」ということが大切。
「食べない」というハードルが高い方は、まずはぴよファスから、はじめよう
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