このブログで紹介している
ファスティングプログラムは、
あくまでも自己責任となるもので
治療や診断をするものではありません。
通院中の方
薬を服用中の方は、
どんな状態であるかまず、
うかがったのちに、
内容によってはまず、
医師と相談していただく場合もあります
一方、
花粉症や偏頭痛、便秘などの、
生命には直接危険ではなく、
重篤ではない症状のものに関しては、
ファスティングでの
改善の可能性はありますので、
ファスティングマイスターなどの
適切な指導者のもとで行なうことを
おすすめしています
以下に、
病気を患っている方とファスティング、
この関係性をまとめてみました。
薬を服用中の人
いくら短期間で手軽にできる
ファスティング(断食)といっても、
やはり
食事を摂らないということは
ストレスになります
たとえば、
ステロイド剤(副腎皮質ホルモン剤)や
抗がん剤などの薬を摂っている人は、
ストレスに関係する副腎の働きが
弱くなっています。
その状態でファスティングをして
さらにストレスがかかると、
ショックを起こしやすい
といったリスクがあります。
専門家が指導するファスティングでも、
薬を離脱してからのファスティングを
すすめているところが多いようです
当校は、
ステロイド剤や抗がん剤を服用中の方には
対応しておりませんが、
そういった方へアドバイスをするとしたら、
ファスティング療法を医療として導入している
専門機関での治療をおすすめしています。
また、
食のアドバイスをワンポイントさせていただくとすれば、ファスティングではなく、内容を厳選しての少食から始めることをおすすめするでしょう。
胃腸が弱い人
ファスティングをすると
胃腸の壁がやせてきて、
出血しやすくなります
ですから、
胃腸が弱い人、とくに
胃潰瘍、
十二指腸潰瘍、
潰瘍性大腸炎など、
出血しやすい病気を患っている人は、
ファスティングはやらないほうがよいです。
大きな病気でなくても、
お腹が痛いときや胃が痛いときは、
無理にファスティングはやらないほうがいいです
消化器系のガンや脳腫瘍の人
胃腸が弱い人と同様に
胃ガンや大腸ガンなど、
消化器系のガンを患っている人も、
ファスティングには不向きです
また、
脳腫瘍の人がファスティングをすると、
てんかん発作の起こるおそれがあるので、
やはり自己診断でファスティングをするのは危険です
それ以外のガンでは
症状や体調によっては、
ファスティングを行なうとよいケースも
なかにはありますが、
先ほども申し上げたように
当校では治療行為は行なっておりません
ファスティング関連の、
医師が著者である書籍の多くは、
その症例なども掲載されていますが、
ご自身の判断で気軽にやらず、必ず、
ファスティング療法を取り扱っている
医療機関にて、医師にご相談ください
結核などで療養中の人
明らかに重篤な病気の人、
体力が極端に落ちている人は、
当然、
ファスティングをやってはいけません
とくに結核のような病気は、
栄養をしっかり補給して、
療養することが必要と言われています。
また、
ファスティングが出来ないけれども、
腸内環境を整えたい
という方には、
あくまでも食事療法の一環として
腸内環境改善プログラムも用意しております