「肝に銘じる」
と言えば、
「心に深くとめて忘れないようにする」
「あの人の肝入りで…」
と言えば、
「大きな力添えをもらった」
ということを意味します。
また、
「肝っ玉が据わっている」
と言えば、
「物事に恐れない強い心」
を表します。
このように、
「肝」の字は古来より
大切な意味で用いられてきました。
その大切な「肝」、
肝臓をいたわるためにも必要なもの、
タンパク質です。
普段からも、
ファスティング時でも、
タンパク質を意識して摂ることで、
随分と楽になることがある、
身体にとっても良いことになる、
なぜ肝臓のために摂ることが大切か?
など、転載を含め、
備忘録として書きとめておきます。
**以下、吉富信長さんのfacebook投稿より転載**
肝臓の悪い人は高タンパクをした方が良い理由
通常、肝臓を正常に保つためのタンパク質摂取量は、最低1g/kg体重は必要です。体重60kgならタンパク質60g以上。
しかし、肝臓が悪い時には、早く回復するために通常より多くタンパク質を摂る必要があります。1.5~2g/kg体重は必要になってきます。体重60kgならタンパク質90g~120gです。
この大きな量は、全組織の必要タンパク質量と、肝臓の再生・修復分を合わせた量となります。
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肝臓は、臓器の中でもいちばん大きく、さらに他の臓器と違うところは、実に多くの複雑な仕事をしていることです。俗に、化学工場と呼ばれたりしていますね。
その数、分かっているだけでも500種類以上の働きをしています。
中でも主な働きは下記の3つ。
①胆汁の生産
②毒素の解毒
③栄養素の貯蔵と分配
よって、
肝臓に障害が起きると、健康を害することになります。
では、なぜ、
肝臓が悪い時には、
高タンパク食をする必要があるのでしょうか?
それは、肝臓の「再生」能力にあります。
肝臓は、臓器の中でも再生能が著しく高く、肝細胞が壊れても、すぐに修復したり、再生する、という特徴があります。
この肝臓の再生や修復に最も欠かせない栄養素こそが、タンパク質なのです。
しかし、肝臓のための高タンパク食で注意するべきは、すべてを動物性食品で満たそうとしないことです。というのは、現在の動物性食品は飽和脂肪酸が多すぎます。
例えば、タンパク質120gを動物性食品のみで満たそうとすると、それに伴い過剰な飽和脂肪酸を摂取することとなり、かえって、胃や肝臓に負担をかけてしまいます。
そこで、プロテイン・パウダーの利用です。
プロテインはさまざまありますが、ホエイプロテインやヘンププロテインがお勧めです。また、大豆などの植物性タンパク質の食品を利用することも重要です。
消化の弱い方は、アミノ酸サプリメントでも良いです。
ただし、量には十分気をつけてください。間違っても、プロテインと同量の摂取をしてしまうと、過剰症となります。
個体差があるので一概には言えませんが、以上のように、肝臓が悪くなると、タンパク質とビタミンの需要は必然的に増えるのです。
その吉富信長さんの投稿に対して、
石橋智子さんはこう語っています。
私、多分肝臓が弱いのですよね。
でも消化力も弱い。
これは体質で、子どもの頃からです。
子どもの頃はよく吐いていたので、今はだいぶ強くなりました。
高タンパク取りたくても動物性だと私の場合、消化が難しい。植物性でタンパク質摂れば良いのですが、足りない時はあるサプリがめちゃくちゃ効くんです。
基本的にサプリは摂らないのですが、
疲れがとれないな〜と言う時にたまに使うと、劇的に回復します。
体感ですごく感じる!!本当にすごい!
山田 豊文先生の分子整合医学美容食育協会で推奨しているアミノ酸のサプリ「アミノマキア」
体調不良になる原因は皆さんそれぞれなんだと思いますが、
自分の身体のクセを知っていると対処できるので、日頃から観察しておくと良いと思います。
ファスティング時に、
ファスティング用ドリンクだけでは、
人によっては、どうしても役不足の場合があります。
また、出来るだけ
体の負担を減らして、楽にファスティングをやりたい。
そんな場合にアミノマキアは、
ファスティング時でも特別に摂ることを推奨しています。
もともとは以前、医療顧問であった
鶴見隆史医師が当協会のために監修いただいたものでした。
いわゆるドクターサプリです。
石橋さんのように、
普段から摂ることで
身体が楽になった、
健康診断の数値が良くなった、
という声を
私のお客さまからも聞くことがあります。
ただ、やみくもに
これは良いものだから摂る、
人が言っていたから摂るのではなく
人体のメカニズムを知り、
自分の身体のクセを知り、
それらを知り、理解することで、
必要なことを実践することが大切だと思うんです。
そのきっかけを作らせていただいているのが、
ファスティングマイスターの講座でもあります。