日本の風土の中で育った梅干し。
日本人の生理とがっちり結びついて、
病気で何も食べられないときでも、
上手に炊いたおかゆに梅干しがあれば、
元気になる。
梅干しはクエン酸・リンゴ酸を含み、酸味が強い。
そのため、唾液の分泌を促すとともに、胃腸の働きを助け、胃液の分泌を良くする。
炭水化物の消化も助け、肥満や肌荒れも防ぐ。
梅干しのアミグダリンや有機酸は、
腸の中でめざましい抗菌、滅菌の作用をし、
食中毒菌・赤痢菌・これら菌の作用を阻止する。
だから、食中毒の季節には、梅干しを大いに活用してきた。
肉や加工食品を食べ過ぎると、腸内で異常発酵をおこし、毒性の強い毒物を発生させる。
自家生産による食中毒。
これらが悪性のガンや治りにくい病気のもとをつくる。
梅干しは胃腸の粘膜を丈夫にし、腸の運動を助けるため、整腸作用を促し、下痢・便秘も治す。
腸の汚れは万病のもとと言われ、その汚れが血液に入って、アレルギー疾患や肝臓病やそのほかの慢性病を引き起こすことになる。
また、梅干しは鎮静作用も大きく、カルシウムの吸収を助け、血液の酸毒物を分解処理し、ストロンチウム90などの放射性物質などを体外に出す働きをする。
整腸作用を促すためにも、
毎日、梅干しを食べると良い。
昔の人は、梅干しを食べることが健康につながることを知っていた。
梅干しは古いものほどバクテリアや酵素の働きが強められ、土用干しの太陽エネルギーと、夜干しのオゾンを吸着すると、新しい成分が生まれ、古くなるほどより薬効が強められる。
高血圧の人は塩がいけないと言われるが、梅干しも３年以上経つと塩害は消える。古い梅干しを食べて高血圧が治った実例は多い。
ここでオススメする梅干しは、
自然農法で栽培した梅を、
自然塩で漬け、太陽干しをしたもの。
市販品の、
食品添加物入りで、太陽干しもしないものとはまったく違う。
つまり、日本のスーパーフード。
梅干しは、梅と塩だけで作れるから、手作りすることをオススメします。
我が家も今日から、梅干しの仕込みを始めました
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